英語多読したり投資したりFIRE目指したり

30代からの投資でアーリーリタイアを目指す記録。日本に拘りはなし。

総務のススメ

 

総務課は楽しいゾ!

 私は本来専門職ですが、自ら異動希望を提出して今は総務課にいます。社員の給料を管理したり社会保険・雇用保険の手続きをしたり、労働組合とやり合ったり、物品の契約・購入をしたり、誰の業務でもないような雑用をしたり・・・。去年の夏に会社のエントランスにできたハチの巣の駆除をさせられた時は参りましたね。やったことないですよそんなこと💦

 

 わかりやすい成果を出すのも難しくて(でも最近教えてもらったのですが、総務課の人って「数字のマジック」がメチャクチャ上手いんですよねw 同じ結果でも見せ方によって「うぉぉおおおおお!! あの人スゲエェッ!!」ってなることもある)、人によってはイヤ~な業務だろうなと思いながらも、私は楽しめちゃってます。

 今で3年目なのですが、あと10年くらいここに居ついても良いような気がしていますよ、本当に。同じ社内なのに旧部署とは文化も仕事内容も大きく違い、日々発見の連続です。

 そして何よりも私としては給料明細とともに社内報を発行できるのがとても楽しいのです。

 

 

社内報はやりたい放題

 いったいそんなものの何が楽しいか。

 社内報の内容は提出書類の締切日であるとか、今度監査があるとか、年末調整の書類を提出しなさいだとかの事務的な話がメインではあるのですが、課内ルールによって裏面には公共の福祉に反しない限り何を書いても良いことになっているのですw

 過去には毎月延々とB級映画の話題だけを1年間書き続けたやつ、自作小説を連載していたやつ(未完に終わりましたがw)、将棋の戦法を紹介しまくったやつなど、なかなかの猛者たちがいて、私も負けじと好き放題やりまくっています。

 

 さすがにそのものをアップすると思いっきり身バレしてしまうためやりませんが、参考までに私が今まで定期号の裏面タイトルを箇条書きでどうぞ。

  ①NISA? iDeCo? 積立NISAがトレンディ♪

 ②仮想通貨投資始めました。

 ③オカネの錬金術師

 ④知って得する! ふるさと納税

 ⑤超! クロスワード!

 ⑥税金で損しない働き方口座

 ⑦給湯室を掃除しました!(4年ぶり2回目)

  もう趣味全開ですね。意識して投資関連の話題を扱うようにしていることもあり、何人かとはリアルでもお金の話ができるようになりました。これは大きな収穫です。

 社員たちがアーリーリタイアに興味を持ち始めると会社としては損失になるのであまりメチャクチャはできませんが、今のところは何を書いてもそこまで怒られていませんw

 

 一度どこまでやったら怒られるか試してみようと思い、「社員旅行で『キャット&チョコレート』というゲームをやって大盛り上がりしたけど、最後の方はみんなベロンベロンに酔っ払って下ネタ全開だったぜ!」という記事を書いたことがあるのですが、「え? こんなこと書いていいの?」と若手社員がざわついたくらいで、上の方々からは何も言われませんでした。

 もう諦められているのかもしれませんし、単に読んでないだけかもしれませんね(^^;

 

↓『キャット&チョコレート』はこれです。初めてでも、小学生でも楽しめる簡単なルールですよー。お酒が入るとカオスになること請け合い!


キャット&チョコレート 学園編 (Cat&chocolate) カードゲーム

 

 

 

志願できるなら一度は経験するべき

 ここまでふざけ半分で書いてきましたが、最後に真面目な話も足しておきます。

 総務課の人間は法律や制度、税金に関してのエキスパートでなければなりません。他部署の社員からも「当然知っているもの」として扱われるので、凄まじいプレッシャーを感じます。書類とにらめっこしてばかりで退屈な割にミスが許されない仕事が多いですしね(^^; また自分のペースではなく、決められた締切によって仕事のペースを決められてしまうという受動的な側面があることも否めません。ある意味自由気ままな専門職の頃と比べると、環境は大幅に変わっています。

 

 しかしながら、総務課で得られる知識の中は、生きていく上で必須ではないけれど知っておいた方が有利になるものが沢山あるのも事実です。

 ・社会保険にはどういう手当金や給付金があるか。受給条件は何か

 ・雇用保険の待期期間とは何か

 ・標準報酬月額は何に影響を及ぼすのか

 ・所得税の計算方法は?

 ・住民税と所得税の計算方法の違いは?

 ・年末調整で控除される額の計算方法は?

 ・年末調整で医療費控除は控除されるのか?

 ・医療費控除で出産にかかる費用は控除されるのか?

 ・自分の会社の給料はどのように増えていくのか?

 こういった知識は学校では習いませんし、もともと専門職だった私では自ら勉強しようと思わない限り手に入れることができなかったはずのものです。

 しかし総務課にいれば、仕事の時間にこれらの勉強をすることが可能になる。これは将来の自分の生活にダイレクトに役立ちます。

 あとあえて赤色にしましたが、総務課に来ると退職金を含めて自分の生涯年収がわかります。これ地味に大きいです。自分の思い描いているセカンドライフが果たして実現可能なのかどうか、これ以上ないくらいわかりやすい形で突きつけられるわけですから。

 私の場合は「投資を頑張ろう!」と固く誓いましたw

 

 そういうわけで、もし志願が可能なのであれば1年だけでも総務を経験しておくことをお勧めします。節約や投資の面でも役に立つ知識の宝庫ですよ!

 

 

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