SBI証券がスマホ証券を設立
ネット証券最大手のSBI証券は、買い物などでためたTポイントで株式投資できる新会社「SBIネオモバイル証券」を設立しました。4月からサービスを始める予定で、早期に50万口座の獲得をめざしています。
yahoo!のトップページにこのような記事が上がっていました。SBIグループがスマホ証券の分野に乗り出すとのこと。
確かに仮想通貨ブームも20代がけん引していたような印象がありますし、スマホから簡単に投資できるシステムの構築は、いまだ投資の進まない日本においてブルーオーシャンかもしれませんね。狙いは良いと思います。
楽天ポイント>>>Tポイントという現実
ただ、提携相手は微妙かも。残念ながらTポイントは楽天ポイントに比べて融通が利きづらいしボーナス的に付与されるポイントも少ないため、既に楽天で投資をしている人たちがあえて楽天経済圏からTポイントに乗り換えるメリットは多くないんですよ。
私自身楽天お買い物マラソン等をよく利用していますが、今年1月に楽天カードを作成してから凄まじい量のポイントをいただいています。
入会特典ポイントもありますし高額なひな人形を購入したこともありますが、たった1か月半の利用で30000ポイントを超えるなんて楽天以外ではあり得ないでしょう。Tポイントではまず無理です。
私が購入したひな人形なんて、お買い物マラソン分も加えて2万ポイント近く付きましたよ! ↓これです。
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(2019.4.5追記)
あれから1か月半が経ち、楽天ポイント(通常ポイント)はさらに7,000ポイントほど増えました。このペースなら今年1年間で7万ポイントは貯まりそうな勢いです。期間限定ポイントも含めれば10万ポイントは間違いなく超えますね。楽天では日用品のほとんどを扱っているため、ポイントの使い道に困れば米でもティッシュでも大量買いすれば良いだけなので、期間限定ポイントもお金と全く同じと考えて良いでしょう。
楽天ポイントは投資信託を購入できる
SBIネオモバイル証券はTポイントを使って株式投資できるのが売りですが、楽天証券ではすでに楽天ポイントで投資信託を購入できるサービスが稼働しています。ポイント効率だけでなくサービス面でも楽天が先行しているのが現状。
楽天証券から顧客を奪うことができるのかは疑問を禁じえません。私なら間違いなく楽天に残りますし、他の方にも楽天を薦めます。
貯めた楽天ポイントで債券を継続的に購入していけば、万が一損失が出ても懐は痛みません。まさに初心者向けということができますね。
楽天ポイントは全て国内債券に投資して、債券が上昇・株式が下落したタイミングで債券を売却→株式を購入というのが良い作戦だと考えています。債券と株式の動きは基本的に逆相関の関係がありますし。
米国のリセッション入りも近いでしょうし、それまでは淡々と債券積立を続けます。
SBIネオモバイル証券が成功するためには?
SBIネオモバイル証券が楽天との差別化を図るのであれば、投資信託だけでなく個別株投資や米国株投資ができるようにするのは必須でしょう。ポイント投資の王者である楽天証券が有する唯一のネックがその部分だからです。もし個別株投資が実現するようなことがあれば、私も乗り換えを考えざるを得なくなります。
それともう一つは、「スマホ証券」という部分がどれほどのUI/UXを備えているかにかかっています。ただでさえ難しい投資なのに、さらに操作まで難解では初心者はやりたがりませんよ。「スマホで手軽にできる投資」を実現することができればSBIは大きな存在感を示すことになるでしょう。
逆に、今のままならSBIは楽天に負けると断言します。ポイント性能の差が覆せないほど大きいです。
↓楽天カードは作成するだけで最低5,000ポイント(=5,000円)もらえますし、貯まるスピードが異常です。
↓楽天経済圏への意向他、得する方法はいくらでもあります。
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