「株価が上昇しても自分の生活は変わらない!」・・・??
私はGoogleよりもYahoo!を検索に利用することが多いので、検索ついでにトップページに表示されるニュースとそのコメント欄を読むことを日課にしています。
特に経済の項目は必ず目を通すようにしているのですが、株価が上昇したニュースだとか景気回復が過去最長を超える見込みだとかの良いニュースには、決まって「自分には恩恵がない」とか「実感がない」、「給料上がってない」などの批判コメントが付いているんですよね💦
これらの批判は裏を返せば「株をやれば恩恵がある」という論理と同義なんですから、恩恵を受けたければ株を始めれば良いだけなのです。それに気づいているにも関わらず動こうとしないのは、不幸への道を自ら選択して悲劇のヒロインを気取るくらい残念なことです。
しかし、彼らに向かって「だったら株をやれば良いじゃん」と言っても大概の場合はなんだかんだと理由を付けて耳を傾けてくれないんですよね(^^; 私も色々な事情を聴かされたことがありますが・・・言い訳じゃないかな?というレベルのものもチラホラあるんですよ。
株はギャンブル?
日本人にはいまだに株式投資=ギャンブルという誤った感覚が染み付いています。そりゃあ定期預金していれば年利5%がついた時代を生きた人からすれば、わざわざリスクを取ってまで年利5%を狙いに行くのはギャンブルに見えるかもしれませんが、今はそんな時代ではありません。株式市場は非常に洗練されて正しい投資法を取って欲さえかかなければコンスタントな結果を出すことは十分に可能です。
逆に0.01%という超低利率の定期預金なんぞを継続している人の方が、「この定期預金が満期を迎えるまで、日本にインフレは絶対に起きない」というチップに全財産をベットするという正気とは思えないギャンブルに手を出しているのです。が、ほとんどの人はそれに気づいていないようです。。。
何も株をやると言ってもデイトレードでモニターとにらめっこするわけではなく、数十年間にわたって世界経済の拡大に身をゆだねるだけの簡単なお仕事なんですから、それほど気を張らなくても良いのです。
給料が安い?
当たり前ですが、節約しましょう。
資産形成の黄金サイクルは、「稼ぐ」⇒「節約」⇒「投資」の3項から成り立ちます。このうち「稼ぐ」が難しいのであれば、「節約」を頑張ることで「投資」のお金を確保するしかありません。
例えば我が家は年収1000万円なのでやや裕福な方に入りますが、それでもランチは毎日お弁当を作って1人あたり300円程度で済ませていますよ。自動車だって軽ですし、通勤は自転車にしてガソリン代と駐車場代を節約しています。
節約する方法は、調べてみれば無数にあります。全部やろうとするとしんどくなるので、その中でもインパクトの大きいものを優先してまずは2~3個くらい始めてみれば良いと思います。結果がて節約自体が楽しくなればしめたものです。
↓こういう方法とか、
↓こういう方法とか、色々あります。
お金は天から降ってきません
政治家批判とか公務員批判とか管理職批判とか、株式投資を始めようとしない人に限って高給取りや上司の批判に精を出しています。残念ながら彼らには負け犬根性が染み付いるようで、自分がそちら側になろうという発想がないのです。そしてまさにそういう部分にこそ、彼らが株式投資を始めようとしない理由が隠れているように思えます。
つまり、リスクを取りたくないし努力もしたくないのです。
政治家や公務員、管理職になった人はそれだけの努力を積み重ねてきて成果を出したんですよ(裏口があるかも知りませんけど、それは置いておいて(^^;)。努力しても結果が出ず水の泡になってしまうリスクだってあったはずですが、彼らはそのリスクを乗り越えて今の立場を勝ち取ったのです。
株も同じで、年利5%もの配当を得ようと思えばそれなりのリスクは必要です。少ない給料を節約する努力だって、です。
「株価が上がっても自分の生活に何のプラスもない!」という謎批判をする人たちは今後もリスクを取らず努力もせず、この衰退しつつある日本の中で相対的貧困に陥っていくのでしょう。それを社会のせいにするだけで、いつまでも動こうともせず。
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