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30代からの投資でアーリーリタイアを目指す記録。日本に拘りはなし。

子どもには現金だけでなく株式も相続するべき

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はじめに

 うちにもめでたく去年子どもが生まれ、今は子育てが大変ながらも(といっても本当に大変なのは妻の方です。私はそれほど手伝えていません。夜中は特に)とても幸せな毎日を過ごしています。

 私はもともと子ども好きではなかったはずなのですが、人って変わるものですねえ(^^;

 

 さて、子どもができたことで私も将来自分たちの財産をこの子に相続するんだよなぁ、と強く意識するようになりました。私はまだ35歳なので実際の相続はまだまだ先ですが、それでも相続税のこととか色々情報を仕入れるにあたって早すぎる準備というものはないと思い、今からボチボチと勉強してみようと考えているわけです。

 

 

現金よりも株式を相続しましょう

 そこで、です。

 相続というと現金とか土地・家などの不動産、または借金ばかり頭に浮かぶのが一般的だと思うのですが、株式だってもちろん相続の対象になるんですよね。暗号資産や債券もですよ!

 で、今後高配当株式をどんどん積み上げていく予定の私としては、株式こそが子どもに相続させるべき最重要アイテムだと考えているわけです。なぜか。

 

 

株式は金の卵を産むニワトリ

 現金が金だとすると(この例え意味不明ですね(^^;)、株式というのは金の卵を産むニワトリです。配当利回り5%の株式を1,000万円分保有していれば、なにもしなくても1年間で50万円が手に入るわけです。だから、現金を1,000万円相続するのもそれはそれで素晴らしいことではありますが、私としては現金は最低限の額で良いのでとにかく多くの株式を子どもには与えたいと思うのです。

 

 利回り5%の場合だと1年間で50万円の配当金が出るのですから、20年間あれば1,000万円が手に入ります。元本が1,000万円ありますので、単純計算するとこの20年間で資産は2倍になったわけですよね。さらに毎年の50万円を再投資して複利で運用するならばこのペースはどんどん速まります。

 

 まあ実際には減配リスクもありますし倒産リスクだってあります。元本割れする可能性もあるでしょう。しかし、私は、子どもに与えるのはニワトリの方。そのニワトリを売り飛ばすかどうかの決定権は私ではなく子どもに託すというスタンスを取りたいのです。

 子どもの人生は私のものではなく本人のものです。そこに株式投資がどういう形で関わっていくのか、あるいは関わらないのかはこちらが決めることではありません。

 

 

生まれながらにして経済格差はある

 それともう一つ大事なのは、資本主義社会においては生まれながらの経済格差が絶対的に存在するということです。

 

 お金持ちの子どもは生まれながらにして十分な教育を受けることができます。幼少期から幼稚園に通い、たくさんの習い事に通い、必要なものは(実際に親が買う買わないは別として経済的には)買ってもらうことができるでしょう。中学・高校も私立学校に通えるでしょうし、望めば海外留学にも行けるかもしれません。結果、子どもの選択肢は広がります。

 その他、親のマネーリテラシーが高いことも忘れてはなりません。私などは30代になってからようやく投資の必要性に気づいたのですが、彼らならば10代20代の頃には既にそのレベルに到達しているはずです。

 

 かたや経済的に苦しい家庭に生まれた子の選択肢は狭まります。生活保護や就学援助などの援助制度はあるものの、学校はほぼ公立学校一択。できる習い事も限られます。学力的に優秀で国立大学に進めたとしても、授業料は昔ほど安くはありません。そして日本の奨学金はいまだに返済義務のあるものが多いため、就職した時点で既に借金持ちになってしまうのです。

 

 別に経済的に厳しいことが悪だと言っているわけではありません。しかし私はこういう日本の状況を思えば、絶対に自分の子どもには経済的に楽をさせてあげたいと思ってしまいます。掛け値なしの本音です。

 

 その点、株式を子どもに相続するとどうなるでしょう?

 上述したとおり、5%の配当利回りを持つ株式を1,000万円分相続すれば、我が子は生まれながらにして年収50万円です。

 たった50万円と思うかもしれませんが、現在私が勤務する会社で新卒者が貰える手取りが16万円くらいであることを考えれば、我が子だけいきなり給料が3か月分も多い状態からスタートすることができるわけですよ。

 

 まさになろう系チート主人公じゃありませんか!

 

 

おわりに

 世間ではせっかく株を相続してもすぐに現金に替えてしまう人も多いようです。そうすることで一時的に莫大なキャッシュが手に入るわけですから、どうしても必要なお金なのであればそれも問題ないと言えます。またその現金を元手にさらに別の投資や事業に手を広げることも考えられますので、一概に相続した株式を現金化することが悪いわけではありません。

 

 ただ、株式を相続した者のマネーリテラシーが低いことが原因だとすると、最悪です。金の卵を産むニワトリをむざむざ殺してしまい黄金の肉を貪り食ったあげく、後には何も残らない・・・そんな悲しい未来には辿り着いてほしくないですね。

 

 子どもを親のレールに乗せること自体あまり歓迎していないためなかなか難しいところなのですが、楽しみながらマネーリテラシーを高めるような取り組みを子どもと一緒にできたら嬉しいですね。

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