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30代からの投資でアーリーリタイアを目指す記録。日本に拘りはなし。

一般層はこの世界がループしていることに気づいていないらしい

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この世界はループしている

 我々の住むこの世界がループしていることは富裕層ならば誰しもが知っていることですが、一般層の方々はそのことに気づいていません。そしてその「気づき」に至っていないことそれ自体が次のループを発生させる原因になっているのですが、もちろん彼らはそんなことにも気づいていないのです。

 

この世は所詮ラットレース【第1のループ】

 ループする一般層の世界を富裕層は「ラットレース」と呼び、そこで走り回る一般層たちをまるでネズミのように嘲り笑っています(妄想)。

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 しかしこれは事実で、一般層の人々は目の前に吊り下げられた給料という麻薬入りの餌に飼い慣らされ、会社で与えられた仕事を消化することに尽力し、せっかく得た所得は消費するという発想しか出てこないのです。

 

 というのもこの「給料」という制度、なかなか曲者なんですよね・・・。毎月決まった日に決まった金額-多くの場合、生かさず殺さずという額-が与えられるものですから、このレースから抜け出すことはより一層困難になります。とりわけいまだに年功序列がベースである日本型の会社では、働きさえしていれば自動的に餌の量は増えていくのですからなおさらでしょう。

 

 この構造は富裕層である経営者たちが一般層である労働者たちをラットレースの中に閉じ込めておくための罠なのですが、残念なことに日本人の大半が罠を罠だと認識できず、働いて給料を得てまた働く・・・というループの中をただ死ぬまで走り続ける羽目になっているのがこの世界の真実です。

 彼らはこの幸せなループの中で、外に広大な世界が広がっていることに気づくこともできないままで朽ち果てていく運命にあります。

 

貧困層のループは世代を超える【第2のループ】

 そしてさらに残念なことに、貧困のループは世代を超えて継承されます

 

 

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 富裕層以外の家に生まれ落ちた時点で、すでにその人間の人生はラットレースに囚われたハンデを背負っています。

 何より不幸なのは、労働者階級の子どもとして生まれた場合、自分の親や親せき、そして周りの人間たちの大半もまたラットレースの外の世界を知覚できない点です。そういう環境で育ってしまった子どもがラットレースから抜け出すことは困難です。外に世界なんてないということを幼い頃から刷り込まれてしまうのですから。

 

 断言しますが、貧困は連鎖します

 

 親が貧乏だとその子どもも貧乏になり、その子どもが親になり子どもが生まれると、その子も貧乏になる・・・こうして親から子へ貧困が引き継がれていくわけです。理由は単純で、親と同じ思考・行動が染み付いてしまっているからです。

 

 ・酒/タバコに必要以上のお金を使う
 ・勉強をしない
 ・テレビ・動画等で無為に時間を消費する
 ・簡単に借金/リボ払いをする
 ・ライフプランを立てない
 ・買い物でコンビニを利用する
 ・(趣味の枠を超えて)ギャンブルをする
 ・十年先、二十年先を見据えた行動を取らない

 

 ↑まさにこういうことですね。

 このような思考や行動様式が幼い頃から染み付いてしまった一般層の中でもさらに経済的に苦しい貧困層の子どもは、親と同様に高い確率で貧困に陥ることになります。

 貧困層が貧困層から永遠に脱却できない原因は、有無を言わせず与えられた環境により自身が二重のループ構造に囚われていることに気づけないことにあるのです。

 

資本主義ではループ構造に気づいた人から裕福になる

 私は富裕層の人間ではありません。親も親族もみな労働者階級ですし、むしろ自分自身がラットレースにとらわれているネズミだと自覚しています。しかしこの自覚こそが大切で、そこに気づいているか気づいていないかで世界の様相はガラリと変わります。

 

 なぜなら、その自覚をした時点ですでに我々は資本主義の攻略本を手に入れたに等しいからです。その攻略本には第1のループも第2のループもまとめて抜け出すことのできる、再現性のある手法が記載されているのですから。

 

 ↓もうそのものを貼っておきますが、普通に市販されている資本主義の攻略本w

www.midorineko.work

 

 原典の著者であるピケティはループを知覚している人物であり、"r > g" というたった1つの不等式を用いて世界の構造を端的に示した大賢者です。そして彼が大賢者たる所以は、これまでラットレースに囚われていた我々労働者階級の人間たちにループ構造を知覚させることに成功しただけでなく、私を含め彼の書いた膨大かつ難解な攻略本を読み解く頭脳がない数多くの人間であっても、淡々と適切な方法で株式投資さえ継続していれば誰もがラットレースから脱出することができるという道筋を示した点にあるのです。

 

 ツイッターで投資クラスタのTLを見ていればわかりますが、ここ数年のアベノミクスや世界経済の拡大により多くの人々がラットレースからの脱出をすでに果たしていますし、そこまで辿り着いていないにしても将来的には配当金のみでの生活を視野に入れて生活スタイルの改善を図り出した人はとても多い印象を受けます。

 

 このように、現代は貧困層であっても資本主義の攻略本を簡単に入手でき、誰もがラットレースから抜け出すチャンスを掴むことのできる、極めて恵まれた時代なのです。

 

目を閉じ耳を塞ぐ貧困層

 上述のとおり、ループに気づけるチャンスは誰にでも存在します。直近で言えば金融庁の年金2,000万円問題が良い踏み絵になってくれました。

 

 すでにループの構造に気づいていた投資クラスタの連中は「そんなこと知ってましたけど? 今更何言ってんの?」という反応が多数を占めたのに対し、一般層の方々はなんとなく気づいていたもののついに現実を突きつけられて狼狽えていた方半分、約束が違うじゃないかと怒りを露わにする方半分といったところでしょうか。

 

 問題は彼ら一般層の今後です。

 思いがけず誰もに等しく与えられた今回の「気づき」。これを契機としてマネーリテラシーを高める努力をし、節約→投資という資本主義攻略法を実践していくのか、それとも目を閉じ耳を塞いで「それでも国がなんとかしてくれる」と、これからも甘い夢に浸り続けるのか。

 サウンドノベルで言えば、この選択肢は最重要です。一方はグッドエンド、他方はバッドエンドへと一直線。

 ↑いつもながら、的を射た指摘。

 

 ちなみに年金デモなんてやっちゃう連中は確実に後者に該当します。彼らは第1のループどころから第2のループからの脱却すらできず、これからも真綿で首を絞めつけられながら政府へ恨み言を唱え続けるのでしょう。

 残念! その選択はバッドエンド一直線ですw

 

ループへの気づきを悪用するマルチ商法勧誘に注意!

 ところで、このループする世界には「初心者狩り」と呼ばれる悪者たちが跋扈しており、主にマルチ商法の勧誘を行うことで無知な一般層を貧困へと突き落そうとしてくるため注意が必要です。

 

 彼らマルチ商法の勧誘者はこの世界のループ構造に気づいている点では富裕層と同じですが、ループから抜け出すためのアイテム選択の段階で大きな失敗を犯して呪われた剣を手に取りダークサイドへと身を窶してしまった、貧困層よりもタチの悪い方々です。

 パチモノの攻略本を掴まされた挙句、今度はそのパチモノを他の人間へ高額で売りつけようとしているのですからもう最悪です。関わり合いを持たないようにするのが最善なのですが、こういうのは基本的に相手から近寄って来るので防ぐのが難しいです(^^;

 知識をつけて自営するのが現実的な策なので、あなたがまだ20代なのであれば一度は↓の記事に目を通しておいてください。

 逆にあなたが30代以上なのであれば、今更マルチ商法の勧誘は激減するでしょうからそれほど備えなくても大丈夫かと。

 

↓マルチ商法についてはこちら。

www.midorineko.work

 

 彼らの手口は狡猾です。まだ「気づき」に至っていない大学新卒者にループ構造を教示することで選民意識を植え付け、あなたのなけなしの資金を搾り取ろうとしてきますよ。 

 また「ラットレース」という単語を頻繁に出すのも彼らの特徴なので、その単語だけを聞いてまともな投資家だと勘違いしないようにご注意ください。MLM、マルチ商法は利回りが悪すぎて投資価値0です。どうか賢明なご判断を。

 

まとめ

・この世界はループしているのに、その事実に気づいているのは一部の富裕層のみ。

・ラットレースというループ構造に囚われた一般層(労働者階級)であっても、資本主義の攻略本を入手して世界の真実を知覚することでループから脱却できる。

・一般層の中でも貧困層に至っては二重のループ構造に囚われているため、より脱出が困難。

・金融庁の年金2,000万円問題により世界の真実を知覚するチャンスは等しく訪れた。この最重要選択肢により、エンディングは180度分岐する。

・マルチ商法関係者はクソ

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