アレグラを病院で処方してもらいました
私はアレルギー体質なので、「アレグラ」という飲み薬を常用しています。先日も、在庫が底を尽きそうだったこともあって久々にかかりつけ医へ行ってアレグラをたっぷりと処方してもらいました。
今やほとんど常識のようになっていますが、薬剤を購入する場合、薬局で市販品を購入するよりも病院で処方してもらった方が格安になります。
価格比較
実際に、病院で処方してもらったアレグラと市販品のアレグラとで価格を比較してみましょう。
病院で処方してもらった場合
今回の通勤でかかった請求書より、
・再診料:125点
・医学管理等:110点
・投薬:717点
・計:952点
3割負担のため支払額は、952*10*0.3=2,856円
アレグラは120錠処方してもらっているので、1錠あたりの金額は診察料込みで約24円
市販品の場合
価格.comで最安値を検索した結果が↓です。
28錠で税込み1,200円。
ということは、1錠あたりの価格はおよそ43円!
病院で処方してもらった方が圧倒的に安い!
このように、病院処方の場合と市販品を購入した場合とでは、アレグラの場合なんと2倍近くの価格差がつくことが判明しました。
「欧米に比べて日本は~」などと外国を持ち上げて日本の制度を否定する人は多いですが、こと健康保険制度に関しては日本の3割負担ほどお得な制度は珍しいですよ。
ちなみに確定申告の際の話ですが、今では病院にかかった場合に利用できる医療費控除だけでなく、市販の薬を購入した場合に利用できるセルフメディケーション控除という制度も作られています。この控除の登場によって市販薬の地位も向上してはいるものの、処方薬最強という結論を揺るがすには至っていないというのが現状です。
薬だけもらいに行けば、さらにお得に!
なお、今回はきっちり診察までしてもらいましたが、私のかかりつけ病院は希望すれば診察なしで薬だけをもらうことも可能です。
その場合、上述の「医学管理等」の内訳にある「皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅱ)」(=100点分)が丸々カットされるため、全体の請求額はさらに300円安くなります。するとアレグラ1錠あたりの金額は、約21円まで下がります。
薬だけもらうというのは病院や病状によってはNGだったりもするので要確認ですが、価格が安くなるのはもちろん、病院の一番のネックである待ち時間を短縮できることも大きいです。
まとめ
市販薬を購入するよりも病院で処方薬をもらう方が結局は得。病院側がOKであれば診察を省略して薬だけもらいに行くことにより、お金と時間をさらに節約することも可能。
↓クリックしていただけると非常に励みになります!