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30代からの投資でアーリーリタイアを目指す記録。日本に拘りはなし。

財形貯蓄は今すぐ解約すべき理由

zaikeichochiku

財形は今すぐ解約すべき

  今年に入り、惰性で続けていた年金財形を解約しました。もともとやる気がなかったので途中からは月1,000円だけしかかけていませんでしたが、こんなのを続けていてもなんのメリットもないため妻に合意を得てサクッと解約し、暗号資産のXRP購入資金に充てました。30万円分ほど貯まっていたので、結構な枚数を購入できて嬉しかったです。

 

 解約した感想としては(もともと分かっていたことですが)財形には何のメリットもないため、もしされている方は今すぐ解約して投資信託にでも乗り換えた方が良いです。20年後手元に戻って来る金額が冗談抜きで数百万円も変わって来るのですから。

 

 

 

財形貯蓄のデメリットは機会損失

 現在、財形貯蓄の利率は極めて低いです。普通預金と何ら変わらないほぼゼロ金利なので、いくら利息分が非課税になるといっても、100万円預けて本来100万99円になるところが100万100円になるとか、その程度のレベルに過ぎません。

「少しでも利率の良い銀行を~」などというレベルではなく、財形貯蓄という資産運用方法を選んだこと自体が資産を増やすための大切な時間を無為に消費することに繋がっていると気づくべきです。

 

 その点、SBI証券などの投資信託で先進国株式にインデックス投資でもしておけば、利回り5%で翌年には105万円になっています。さらに投資信託は複利効果があるため資産は雪だるま式に膨らんでいくことも期待できます。

 もちろん短期間では損失が出るリスクもありますが、そもそも財形貯蓄は中長期の貯蓄を目的とした制度ですから、同じ金額を積立投資に回したとしても時間分散効果が働くのでそれほどリスクは高くなりません。

 特に貴方が20代や30代の場合、長期投資を前提とした年金財形を選択するメリットは全くの0です。同じ私的年金を作る上に所得税控除のメリットまで付いてくるiDeCoや、財形年金同様に非課税メリットがある上に資産が増える可能性が高い積立NISAを選択した方がはるかにメリットは大きいと言い切れます。

 

【SBI証券でiDeCoや積立NISAを始める】

 財形をやることによってiDeCoや積立NISAの機会を奪ってしまうのであれば、それははっきり機会損失です。

 

 

 

財形貯蓄のメリットは?

 ありません。

 

 

 ・・・以上です。

 

 

 いや、「天引きのため引き出しにくい」とか、「知らない間に貯まっている」とかはよく言われていることですが、そんなのはiDeCoだって同じですから決して財形のメリットではありません。

 唯一上げるとすれば60歳まで解約できないiDeCoとは違い「いつでも解約できる」ことですが、すぐに解約するようなお金ならば最初から普通預金に入れておくべきで財形を利用するべきではないのです。

 

 いちおう、年金目的でなく一般目的や住宅目的であればiDeCoの選択肢は消えますが、その場合は投資信託でインデックス投資した方が数倍良いですし、何ならネット銀行で定期預金でもした方がまだ財形貯蓄よりはマシな利率ですよ(^^;

 

 以上の理由から、財形のメリットは全くのゼロと言えます。早く解約しましょう。

 

 

 

会社員なら、財形貯蓄より優先するべきことはたくさんある

 会社員であることのメリットとデメリットを見極め、メリット(=毎月必ず一定額のキャッシュフローを得られる)を上手に享受しながら、デメリット(=自分の労働時間を切り売りしてしかお金を得ることができない)を埋めるための行動を取るべきです。

 

↓まずは会社員のメリットを把握

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↓次に毎月のキャッシュフローを最大化する方法を学ぶ

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↓そして富裕層への最速の道を愚直に進み続ける

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 お金より大切なものは人生にたくさんあります。しかしながら、経済的に余裕があれば人生の選択肢は必ず増えるのです。そのためにも、財形貯蓄のような「質の悪い」資産運用手段を選択して大切な時間を浪費しないように注意しましょう。

 

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