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でも似たようなことを書きましたが、やはり長期投資を継続するモチベーションを保つためにも、自分が何のために投資しているのかを定期的に確認しなおすことが大事ですね。
このGWでがっつり10連休を取得して、私は再度そう感じました。
投資の目的は、幸せな家庭作り
私の投資目標はアーリーリタイアですが、それはあくまで通過点にすぎず、最大の目的は幸せな家庭作りです。
今日は(も)少しだけ遠出して、前々から行ってみたかったカフェで妻&息子とランチをしてきました。息子は0歳なので何も食べませんが(^^;
超奮発してランチから黒毛和牛ステーキを注文!
このメニューを注文した時、「節約して日替わり定食を頼んで、差額を投資信託にぶっこみたいw」という気持ちが芽生えなかったかというと、正直それは嘘になります(^^;しかし我が家が何のために投資をしているのかを考えたときに、家族でたまには休日にこういうプチ贅沢もしつつ幸せに過ごすためなんだなあ、と心から思えるのでこれで良いのです。
ランチしたカフェの近くにたくさん花の咲く公園があったので立ち寄りました。我が子はまだベビーカーで意識もあるのかないのかよくわかりませんが(^^;、将来大きくなったときにまた同じようにランチをしてこの公園で一緒に遊べたら嬉しいです。
ちなみにこの公園は入園料無料。ランチで奮発した分、ここで帳尻を合わせてますw
もちろん、お金がなければ幸せな家庭を築けないわけでは決してありませんし、お金があるからといって幸せな家庭を築けるとは限りません。
しかしながら、お金が足りないことによって家族の選択肢が狭められてしまうことは避けたいですし、私も早めに仕事を切り上げて自分のやりたいことに1つでも多く挑戦してみたい。家族の満足と自分の満足のどちらをも満たしたいのです。
欲張りなようですが、投資はそのためのツールの1つに十分なり得ると考えています。
アーリーリタイアの魅力
「人生100年時代」が到来しようとしています。今までのような「教育→仕事→リタイア」という一方通行のライフステージは大きく変容し、個人や家庭の状況に応じて3つのステージを自由に行き来できる時代がやってくるのです。
仕事が好きな人は70歳を過ぎてもガンガン働けば良いですし、もう一度学校で学びたい人は中年からでも大学に入りなおすことができます。はたまた高校生の間に起業して一生分の収入を得てしまい、20代そこそこでアーリーリタイアする人だって出てくるでしょう。より自分らしい生き方を目指すことのできる社会の到来です。
その中でアーリーリタイアの最大の魅力と言えば、若くまだ体力のあるうちにやってみたかったことにチャレンジできる点だと私は思います。私が目指しているのは55歳退職なので「若い」と言えるかは微妙ですが、「人生100年」なのだとすれば55歳なんて半分を過ぎたところにすぎません。それからやれることなんていくらでもあるはずです。
・世界一周旅行
・小説を書く
・田舎暮らし
・一日中ギターを弾いたり魚を釣ったり、畑を耕したりスローライフ
・ゲーム三昧
・フリーゲーム作成
今でもできそうなことだいくつか混じっていますし、「本当にやりたいの?」と聞かれると「う~ん?」と首をひねってしまいそうなものもありますが、こんな感じでやりたいことを100個くらい列挙しておくのも大切です。
アーリーリタイアに失敗しないために
しかしながらいざアーリーリタイアしてもうまくいかないケースも多いようです。それはひとえに、シミュレーション不足が原因です。
目的がないのにアーリーリタイアしてしまう
アーリーリタイアそれ自体が目的になってしまっている人は、手段と目的とを取り違えています。具体的に「あれがやりたい」という目的がないにも関わらず十分な資金またはキャッシュフローを得たことでアーリーリタイアを決めてしまった場合、突然与えられた膨大な時間の使い方に窮することになるでしょう。結果、今まであった社会との繋がりを失ってしまい人生の指針までもを見失ってしまう人もいるようです。
結局、モチベーションを求めて再度就職するなんていう笑えない末路に至る人も一定数いそう(想像ですが)です。そんなことになってしまっては、いったい何のためにアーリーリタイアを決断したのかがわかりません💦自分の人生の目的が別にアーリーリタイアしなくても実現できることなのであれば、わざわざ早まってリタイアする必要はないのかもしれませんね。
資金不足による行き詰まり
これは目も当てられませんが、実際にこうなるケースもあるようです💦
きっちりと資産してからリタイアしたはずなのに資金不足に陥るとすれば、パターンは2つ考えられます。
(1) そもそも試算が不十分だった
(2) 試算は十分だったが、予期しない出費が発生した
アーリーリタイアした場合、将来もらえるはずだった様々なお金が目減りします。
↓年金だったり
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↓退職金だったり
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そういった収入の減少も計算に入れてシミュレーションしなければ、正確な試算はできません。どれだけ考えても必ず抜けがあるのですから、少しでも早いうちからシミュレーションしておくことが大事です。(2)は想定できないかもですが、少なくとも現役時代の生活水準を下げないとか空いた時間でお金のかかる趣味に没頭するとかは論外です。そういうことがしたいのであればそもそもアーリーリタイアするべきではないと思います。
アーリーリタイアのための必要資金は、配偶者や子供の有無、給与以外の収入の有無、リタイア後の生活レベルなどで大きく変わってきます。アーリーリタイアを視野に入れ始めた時点から自ら試算し、計画的に準備を行うことが必要です。
↓※アーリーリタイアしなくても年金は確実に減るので、試算は減った後の金額で出すべきです。
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まとめ
アーリーリタイアを目標(≠目的)にしている方は多いですが、実際にリタイアした先の生活はこれでもか!というくらい細かくシミュレーションしておいた方が良いでしょう。資金面は当然ながら、自らのモチベーションを維持できず再び労働者に舞い戻ってしまうのであればせっかくアーリーリタイアしても意味がないのではないかと思うのです。
(もちろん上で述べたようにアーリーリタイアの魅力は「仕事→リタイア」の時期を早めるのみならず、この矢印の向きを双方向に引き直せることにあるので、リタイア後の労働それ自体が悪だとは言っていません。むしろ経済的自由を達成したことを機に、本当にやりたかった仕事を始める人だっているでしょう。ここでいう「意味がない」とはそういうことではないことはわかっていただけると思います)
私のアーリーリタイア達成目標は自分が55才の時なので、あと20年間ほどです。それまでの間に自分のやりたいことやその実現可能性を少しでも精緻にシミュレーションしておきたいところです。
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