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30代からの投資でアーリーリタイアを目指す記録。日本に拘りはなし。

誰(何)のための投資?

 

投資計画、配偶者に説明していますか?

 突然ですが、個人投資家の皆様は自分の投資方針についてきちんと配偶者へ説明を行っていますか?

 私は行っています。↓こんな風に。

投資目的

 

 この計画は2019年1月1日のものなので現在の計画とは大幅に異なりますが、少なくとも私は今年の1月早々に、妻へこの画像(エクセルファイル)やその他の資料を提示して貯蓄に対する投資の有用性とそのリスク、我が家にとっての投資の必要性について本業バリのプレゼンを行い、今後は毎年家計から一定額を積立投資に回す許可を得ることに成功しました。

 

 独身ならいざ知らず、結婚している身で投資方針を配偶者に伝えないのは悪手です。互いに家計全体のアセットアロケーションが見えなくなり適切なリスク管理ができずにロスが生じるばかりか日常生活での不信感にもつながる可能性もあり、良いことなんて一つもありません。

 我が家は夫婦ともに正社員の共働きで財布が1つなのでことさらですが、仮に夫婦のいずれかがパートだったり完全に1馬力であったとしても、これは間違いなく言えることです。

 

自分が死んだらどうします?

 自分は自分、家族は家族だからいちいち投資について説明なんてしない! と主張する人もいるでしょう。財布が2つの家庭もありますし、家計についての考え方は人それぞれですので別にそこまで口を出すつもりはありません。

 ただ、どんな家庭であったとしても1つだけ絶対に考えておいた方が良いことがあります。縁起でもない話ですが・・・。

 

 自分が死んだらどうするの?

 

 ということです。

 

 自分の死期なんて誰にもわかりません。明日いきなり交通事故で即死しても全然おかしくないのです。

 いくら将来のことを考えて目いっぱい米国株式や仮想通貨に資産を投じていたとしても、最終的に引き出すことができないのであればそれはもはや資産ではないのです。MEWウォレットの秘密鍵が誰にも分らないまま大量のETHがウォレットに永遠に眠ってしまう(まさにセルフGOX!)ようなことがあれば、あなた亡き後遺族は資産の多くを失った状態で残りの人生を歩まなければならないのです。

 

 数十万円くらいならばあまり影響がないかもしれませんが、数百万円、人によっては数千万円もの資産を保有していることなんてザラにあります。twitterやブログを見ていると億り人だって少なくありません(羨ましいなあ!)。

 そしてそういう富裕層や準富裕層の方々に限って、多くの資産をキャッシュポジションではなく株式等の金融資産で保有しているのです。(ただこれは因果関係が逆で、きっちりと長期投資を行ってきた結果、マス層から脱却できたわけですが)

 そして、そういう金融リテラシーの高い方々だからこそ陥ってしまいがちな盲点があることに気づいてほしいのです。

 

 

誰(何)のための投資なのか?

 あなたの投資の目的はなんですか?

 100%自分のためと言うのなら、それはそれで良いでしょう。あなたの人生はあなたが主役なのですから。

 ですが私は違います。私が仮想通貨投資・米国株投資を続けていく理由は、全て自分に加えて家族、妻と娘のためです。だから自分に万が一のことがあったとしても、残された家族には投資で得た利益を使って幸せになってほしいのです。

 ですから私は個人投資家に問います。

 

 ・あなたは妻(夫)に、その株の現金化の方法を教えていますか?

 ・どの証券会社でどれだけの投資を行っているかを伝えていますか?

 ・株を現金化した際の振込先口座の口座番号と暗証番号は伝えていますか?

 ・仮想通貨についてはどうですか?

 ・NISAは? iDeCoはどうですか?

 

 私が投資を考えた理由は↓の記事に集約されています。投資することが目的でもなければ、アーリーリタイア自体が目的でもありません。全ては自分と妻のため、そして生まれたばかりの娘のためです。

www.midorineko.work

 

↓この記事でも少し触れました。こっちはバレンタイン記事なので娘ではなく夫婦の話メインで書いています。

www.midorineko.work

 自己投資を言い訳に無駄な出費をするのは投資生活にあたってはご法度ですが、夫婦仲を深めるための投資はどんどんするべきだというのが個人的な考えです。
 互いの両親はいつか居なくなり、子供もいつかは巣立つのです。数十年後最後に残るのは自分と配偶者。その時2人の関係性がどうなっているのかは全て日々の積み重ねで決定します

 

 誰のための投資なのか。何のための投資なのか。

 せめて年に1度は立ち止まって考えなおしてみることが大切ではないでしょうか。


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