- 収入口の分散としてのGoogleAdsense
- 1回目の審査はアウト:理由は記事数不足
- 2回目の審査もアウト:記事数は少ないうちに申請すべき!
- 私が見直した箇所、注意した箇所
- 2週間の審査の末、3回目で合格!
- そもそもGoogleAdsenseは必要か?
- まとめ
収入口の分散としてのGoogleAdsense
十数年後には年金が4割カットされると言われている現在、一般サラリーマンであっても収入口の分散が必須となっています。
参考↓
「稼ぐ」→「節約」→「投資」のゴールデンサイクルの中の、「稼ぐ」の部分ですね。
そして収入口の1つとして私はGoogleAdsenseを考えていました。この度、ブログ立ち上げからおおよそ1か月かかってその審査を通過したので、審査通過に当たって気を付けた点をこの記事にまとめておきます。
1回目の審査はアウト:理由は記事数不足
1月1日から開始したこのブログですが、およそ3記事を公開した1月3日に早くもGoogle Adsenseの申請をしてみました。
・・・が、早くも翌日には「残念!」のメールが。やはりというかなんというか、記事数不足が原因でした。いくら2000文字程度の中身ある記事を書いたとしても、3記事程度ではグーグルさんも許してはくれないということでしょう(^^;
ググってみると最低7記事くらいで審査に通っている人がいるということがわかったので、毎日1記事ずつ書いて1週間後に再チャレンジすることに。
2回目の審査もアウト:記事数は少ないうちに申請すべき!
1回目の審査で不可認定が下りてからおおよそ1週間。2000字程度の記事が10記事程度溜まったところで再申請しましたが、1週間後にまたもやアウト判定が下
りました。
↑にっくきこの画面! 私の他にもこの画面が表れて(#^ω^)ピキピキってなった方は多いでしょうw
GoogleAdsenseは審査通過基準を明確にはしてくれていませんし、落ちた理由もわかりやすく教えてはくれません。私の場合も自分のサイトがいったいGoogleAdsenseプログラムポリシーのどの部分に違反しているのかがわからないまま、しらみつぶしで全記事を見直していくことに。
2回目の審査終了時点での記事数はおよそ20記事。申請した時点ではまだ10記事そこそこだったのですが、「毎日1記事投稿」を今年の目標に掲げているため審査中にもどんどん記事数が増えていきました。そして20記事を全て見直すのは結構骨の折れえる作業で・・・。
この経験から言えるのは、GoogleAdsenseへの申請は記事数7~10記事くらいの間に行い審査中は更新頻度を落とした方が良いということです。20記事も30記事も書いた末に申請を却下された場合、見直すのに時間がかかりすぎるためです。
私が見直した箇所、注意した箇所
1.ためになるブログかどうか 投資ブログはダメなの?
GoogleAdsenseは別に好意でブロガーを稼がせてくれる仕組みではありません。広告を貼るに相応しい内容のブログをアドセンス側が選択しています。
「このブログに広告を貼れば商品が売れるだろうなあ」
「このブログはユーザーにとって有益な情報を発信しているぞ」
こういう印象を与えるブログ内容になっているかどうかが最重要ポイントと言うことができるでしょう。
ここで特に注意したいのは、投資関連のブログは審査を通過しにくいということ。私はこのことを知らずにブログを立ち上げてしまい、後から大後悔しました。本ブログは「共働き投資でアーリーリタイア」というタイトルだけあって、投資関連の記事が多いのです。
が、2回目の審査に落ちた際にその原因を探るためにググってみたところ、なんと投資ブログはYMYL(ワイエムワイエル ― Your Money Your Life)に該当するという理由で他のジャンルよりも審査が厳しくなる傾向にあるという事実を発見してしまったのです。
なんでもGoogleの品質評価基準には『ユーザーの幸福・健康・富に大きな影響を与えるページは、高い専門性と権威を持った信頼できるサイトに掲載されるべきである』と定められているそうで、金融関係の他には医療や法律、財務なんかのジャンルがこれに該当するそうです。
平たく言えば、これらのジャンルを扱うのであれば細心の注意を払って正確な情報・最新情報を提供しているブログじゃないとアドセンス審査に通してあげませんよ、という意味。
なんてこった・・・。投資メインのこのブログは、思いっきりYMYLに当てはまるじゃないか!(´;ω;`) 記事を手直しすれば良いだけならまだしも、よもや「投資ブログであること自体」がどうやら審査通過の障害になっているとは思いもよりませんでしたよ。
さらにググってみると、このYMYLを避けるためにあえて他のジャンルで審査通過用ブログを作成し、審査に通過した後で本命の投資ブログをアドセンスに追加するという手段も一般化されていることがわかりました。
ええええ!? 抜け穴も抜け穴じゃないか!なんだそれ!? いいのかよ!Σ(・□・;)
・・・って思っても後の祭。私には今更審査用のブログのために再度ドメインを取得するような気力はありません。それに書きたくない記事を書かなきゃいけないくらいなら、もういっそアドセンスなしで戦おうとも思いました。他にもアフィリエイトなんていくらでもあるわけですし。
とはいえアドセンスなしで稼ぐのは相当キツイことはわかっていましたし、やはり投資ブログのままでなんとかアドセンスを通過する方法はないものかと移行錯誤した結果、良いアイデアが生まれたのでした。
2.投資(も含んだ)ブログにマイナーチェンジ!
投資ブログがダメなら、投資も含めて色んなことを書くブログにしちゃえば良いじゃない! という訳です。
結果的にはこれが大当たりで、3回目の申請で無事に審査を通過することができたのでした。
私の場合はYMYLに該当しない「節約」とか「共働き」とか「会社」とか「楽天」の記事を積極的に書くことで、投資以外の記事の比率を上げていきました。ある意味逃げの一手ですが、これにより読者層が広がるという副次的な効果も得られ、現在に至るまで3回ほど「記事がバズる」という経験をさせてもらうことにもつながりました。
弱小ブログなのでバズると言っても一日1000PVとかですが、普段が100PV程度なので10倍もの来客が来ればさすがに嬉しくなりますよ。特にGoogleAdsenseの場合PV数がそのままクリック数に繋がるのは明らかですから、来客数が多いに越したことはないのです。
↓例えばこれらの記事はPV数がかなり多かったです。アフィリエイト成果につながったかと言えばそうとも限りませんが(^^;
3.引用には出典をちゃんと記載する
Googleは著作権に厳しいです。自分で準備した画像や著作権フリーの画像以外を使う場合、必ず「〇〇から引用」のなどの注釈をつけておかなければアドセンスポリシーに引っかかりアウトになるので注意が必要です。
例えば上でも挙げた↓の記事の場合、
記事の中にこのような一文を入れています。
※本記事の以下の画像は、全てライフプランシミュレーション:常陽銀行から引用しています。
こう書いておけば問題なし。
私が2回目の審査で通らなかった原因の1つは間違いなくこれです。ブログで情報を発信する以上著作権に気を付けるのは当然だとあらためて思い知らされましたよ。
4.記事の流れに関係ないアフィリエイトは貼らない
繰り返しになりますが、GoogleAdsenseはあくまでもユーザーにとって有用なブログじゃなければ承認が下りません。よって記事の流れに関係ないアフィリエイトを貼っているとポリシーに引っかかる可能性があります。これはやめておきましょう。
ただ逆に言えば、記事の流れに関係あるアフィリエイトなら何の問題もありません。事実、私は記事どころかブログのトップページにもべたべた楽天アフィリエイトやらもしもアフィリエイトやらのリンクを貼りまくっていましたが、3回目の審査では問題なく通過したのですから。
↓この記事なんて顕著です。貼ってあるリンク全部がアフィリエイトなのに問題にならなかったのは、ちゃんとユーザーのためになっていることと記事の内容に合致した商品紹介になっているからです。
5.プライバシー・ポリシーを策定する
これ、忘れがちですが必要です。 企業のHPなんかを見ると必ず作られているプライバシー・ポリシー。上述したように、Googleは著作権に非常に厳しいですから、たとえブログであろうときっちりとポリシーを定めておかなければ信頼できるサイトとはみなしてくれないようです。
↓こんな感じのページです。丸々コピペするとパクリ記事で申請却下されるかもしれませんので、改変してオリジナルと言えるものを作成してください。
2週間の審査の末、3回目で合格!
3回目の審査は非常に長く待ちました。申請から合格まで2週間もかかったため、記事数もその間に40本近くまで増えてしまいました。合格通知が来たのが2/9(土)の夜なので、GoogleAdsenseの審査は土日も(少なくとも土曜は)行われているということが判明。
しかしこれで落ちていたら40本すべてを見直すことになっていたのかと思うとぞっとします(^^;
私が審査通過にあたって気を付けた点は以上ですが、他にもアダルトコンテンツを貼らないとか武器や血の画像を貼らないとか、一般的にダメだと思われることはしない方が良いですよ。
かくいう私も初期の記事には映画『バトル・ロワイアル』の某シーンの画像をギャグとして貼り付けていたのですが、思いっきり血が映っていたのですぐに消去しましたw 思いっきり規約違反です。
そもそもGoogleAdsenseは必要か?
ブログ収入を得るためにアフィリエイトを活用する場合、GoogleAdsense以外にも楽天アフィリエイトやAmazonアソシエイト、その他APSなど様々な選択肢があります。GoogleAdsenseを使わずこれらだけで十分な収入を得ることができるのであれば問題ないのですが、大抵の人にとってそれは難しいと思います。
私は最悪アドセンスに通過できなかった場合、楽天アフィリエイトメインでいこうと思っていましたが、現在の成果なんてこの程度ですからね・・・。
45,306円売れて収入はわずか452円。
楽天アフィリエイトは確かに成果報酬1%が大半ですし、ブログを始めた最初の月にいきなり報酬が発生していること自体が奇跡的なことだとはわかっていますが、それにしても1000PVを3回叩き出してこれだけの報酬なのでは、収入口の分散なんてとてもじゃないけど言えません。(それに楽天アフィリエイトは近いうちに制度改正があって、弱小ブログにとってより稼ぎにくくなるのが目に見えているんですよね・・・)。
ASPで稼げるようになるまでは、クリック一つでわずかでも報酬が発生するアドセンスを使って、成果を可視化することがメンタル面において非常に重要になるでしょう。
うん、やっぱりアドセンスは必要ですよ!
まとめ
・7~10記事で申請する。記事数は多すぎない方が良い。
・YMYL該当ジャンルは避ける。ユーザーのためになるブログ。
・引用には出典を。
・記事に関係ないアフィリエイトは貼らない。
・プライバシー・ポリシーを策定する。
私に言えるのはこれくらいですが、GoogleAdsenseは収入口の分散のためにも通っておくに越したことはない優良プログラムです。焦らずじっくり記事を見直していきましょう!
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