FX自動売買ツール(トラリピ)の導入を決定!
さてさて、暗号資産界がにわかに活気を取り戻してきたこの頃、みなさまはどうお過ごしでしょうか。爆益得ていますか?
前記事↓に書いたように、私は爆益のチャンスを逃して微益でした(^^; ちくしょう・・・。
そして私はと言えば暗号資産FXに時間を消費していた一方で、興味の出てきた為替FXの自動売買ツールについて自分なりに調査していました。
自動売買といえどもレバレッジ取引です。ロスカットリスクを0にすることは絶対に不可能ですし、いくら余剰資金での運用だとしてもうちの場合はそのお金を使って夫婦揃ってのアーリーリタイアを目指しているのですから、リスクを抑えるに越したことはないのです。だからこそバリュー株投資を主軸に据えた計画をこれまで練っていたわけですから。
しかし、結論として私はFX自動売買(トラリピ)をバリュー株投資と並ぶ主力投資先に選ぶことを決めました。
決め手は、やはり驚異的な利率である「税引き後年利10%」をコンスタントに叩き出せる点と、リーマン級のスーパー大暴落があっても耐えることが可能な点、それと付け加えるならば好景気だろうが不景気だろうが変わらずに年利10%程度を期待できる安定感。
(例えとして適切かはわかりませんが)、バリュー株が鉄道や自動車ならばトラリピは飛行機のようなもので、万が一の事故が起きた時には壊滅的な打撃を受けますが、その可能性は極めて低く事故さえ起きなければ目的地(アーリーリタイア)までたどり着くための時間をグッと短縮してくれる力を持っています。
なんせ年利10%ですもん(^^; そんな投資商品、だいたい詐欺ですよ普通ならw
そしてトラリピを導入した場合のメリットとして、↓今年の初期に設定していた投資方針のうち、「暗号資産フェイズ(当時は「仮想通貨フェイズ」と記載)」 が全く不要となることが挙げられます。
従来の投資方針
私の従来の投資方針では、まず「暗号資産フェイズ」で2023年末までに税引き後1,700万円のキャピタルゲインを達成する→全ての暗号資産を売却して高配当株に投入。
その後「高配当株フェイズ」で追加入金を繰り返しつつ、17年間年利4.5%を維持して2040年度末に6,000万円の金融資産を達成。
6,000万円のうち1,000万円で住宅ローンを繰り上げ返済すると、残った5,000万円分の高配当株で毎年225万円の収入を得ることができるようになる(年利4.5%のため)、というものでした。
【新・投資戦略】
1)~2023年、毎年全額を仮想通貨に投資し、キャピタルゲインで元手を増やす。
2)2024年~2040年、米国・日本の高配当株を購入し、インカムゲインでCF225万円/年を達成。3)2040年、残っている住宅ローンおよそ1,000万円を一括返済
インカムゲインで225万円/年を達成するために必要な金額は三菱サラリーマンさんの記事から5,000万円。ここに返済の必要な住宅ローン1,000万円が加わるので、2040年に6,000万円を持っていれば良いことになります。
この投資方針の中で一番難しいのは、序盤の「暗号資産フェイズ」です。私としてはメインアルトコインが現価格から数年以内に10倍になることは疑っていません。・・・が、絶対ということなんてこの世にはありません。
もしかしたら9倍で止まった後スルスルと下がっていってしまうかもしれませんし、10倍を実現するとしてもそれが2023年末までに起こり得るかどうかもわかりません。30年後かもしれません。
それに最悪の場合、暗号資産自体が死んでいる可能性だってあり得ます。
しかしながら、従来の投資方針では2023年末までに1,700万円の元手が達成されていなければ失敗だったんですよね。価格の動きが読めない暗号資産をメイン計画に加えていること自体に無理があったと言ってしまって良いでしょう。
というわけで・・・。
改訂版投資方針
従来のようなフェイズは作らず、現在投資している暗号資産のことはいったん忘れます(^^; もちろんいつかは10倍になると私は信じているので、そうなった時点で全て売却して全額を高配当株に突っ込みます。その頃には税制も分離課税になっていてくれたらなお嬉しいw
さて、我が家では貯蓄の半分を投資に回すことで妻と合意を得ています。毎年の貯蓄は300万円くらいですが、積立NISAとiDeCoにかけるお金も差っ引かれますので、実際に私の裁量で投資先を選べるのは100万円くらいです。その100万円の投資先を、単純にトラリピと高配当株とに分割しようという方針にしました。
トラリピに3割
まず来年の1月に、100万円の3割である30万円をトラリピに突っ込みます。
その後は毎年36万円くらい(月で割ると3万円)を追加で投入しつつ、トラップ間隔を狭めることでリスクを変えずに複利効果を作り出していきます。トラリピで得た確定利益も再配当します。
税引き後の年利10%として運用を20年間続けると、↓のような結果が出ました。(複利効果シミュレーション|ファンド情報|投資信託・資産運用なら【さわかみ投信株式会社】より)
20年後の試算結果は、2,373万円。
このうち10%が手元に入って来るわけですから、なんとトラリピだけで毎年237万円の手取りが達成できます。
トラリピの良いところは「期待できる利率が好景気・不景気に左右されない」点。そのため途中で大事故が起きない限り、この237万円は確実に得られると考えて良いわけです。
年利10%、ヤバすぎる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
高配当株に7割
もうトラリピだけで良いじゃんw と思わないわけでもないですが、リーマンショックを超える大暴落が絶対に100%起きないなんて誰にも断言できません。万が一そんなことになってしまえば悲惨も悲惨、アーリーリタイアどころではなくなりますので、ちゃんと分散投資もします(^^;
当然、投資先は伝統的な高配当株! 銘柄を厳選して想定利回りは税引き後4.5%・・・といきたいところですが、このサイトでは小数点以下の計算ができないため(なんじゃその理由w)、少し緩めに4%で試算してみます。
来年の1月に70万円を投じ、その後は毎年72万円(月で割ると6万円)を追加入金した前提ですね。高配当株で得た利益も再配当します。
20年後の試算結果は、2,343万円。
図らずとも、最終資産はトラリピと同じような計算結果になりました。
このうち4.5%が手元に入って来るので、高配当株式からの利益は年間105万円になりますね。
合わせると・・・。
というわけで、トラリピの237万円と高配当株式の105万円を合わせると、税引き後で342万円/年の収入が得られる計算になります。
これだけあれば、夫婦二人いてもアーリーリタイアして問題なさそうですね! というかもともと狙っていたのは225万円/年なので、100万円以上多いんですよ(^^; すごいなあ、トラリピ。
・・・一応、万が一トラリピで大事故が起きたとしても高配当株の105万円/年は残るので、妻には許してもらえるかなあ(^^; その場合はアーリーリタイアはできませんねw
ところで、「住宅ローンの1000万円はどうやって返すの? 忘れてね?」と思われそうですが、それは去年~今年にかけて投資した暗号資産(投資額200万円程度)だけで返せると思っているので試算から省いています。というか、20年も経つ前に1,000万円になると想定しているので、その場合は上述したとおりその分も高配当株式に投じることで利益の最大化を図ります。
アーリーリタイアには5,000万円も不要 とはいえ・・・
以上のとおり、トラリピと高配当株式とを3:7の割合で組み合わせれば、合計4,700万円程度の資産しかなくても毎年税引き後342万円のキャッシュフローを得ることができると判明しました。これだけあれば夫婦2人でも問題なく不労所得で暮らせます。
通常、アーリーリタイアにはお1人様5,000万円、夫婦2人だと1億円程度の金融資産が必要だと言われていますが、そうとも限らないことがわかりました。
とはいえ、トラリピのような自動売買FXツールには低い確率ながらも常に即死級大事故の可能性が付きまといますし、高配当株式だって減配リスクや倒産リスクを抱えています。
我が家の場合は「貯蓄:投資=1:1」ルールを作っていますし、個人的には不要だと思う生命保険にも万が一のために加入しており、リスクの分散を図っています。アーリーリタイアする際には何重にもセーフティネットを張った上で「問題ない!」と思える環境になってから実行することをお勧めします。
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