英語多読したり投資したりFIRE目指したり

30代からの投資でアーリーリタイアを目指す記録。日本に拘りはなし。

社内報で資産運用の連載を持つことになりました。

 

まさかの展開!

 以前、我が社の社内報はやりたい放題的な内容の記事を書きました。

↓これですw

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 社内報の内容は提出書類の締切日であるとか、今度監査があるとか、年末調整の書類を提出しなさいだとかの事務的な話がメインではあるのですが、課内ルールによって裏面には公共の福祉に反しない限り何を書いても良いことになっているのですw

 過去には毎月延々とB級映画の話題だけを1年間書き続けたやつ、自作小説を連載していたやつ(未完に終わりましたがw)、将棋の戦法を紹介しまくったやつなど、なかなかの猛者たちがいて、私も負けじと好き放題やりまくっています。

 

 さすがにそのものをアップすると思いっきり身バレしてしまうためやりませんが、参考までに私が今まで定期号の裏面タイトルを箇条書きでどうぞ。

 ①NISA? iDeCo? 積立NISAがトレンディ♪

 ②仮想通貨投資始めました。

 ③オカネの錬金術師

 ④知って得する! ふるさと納税

 ⑤超! クロスワード!

 ⑥税金で損しない働き方口座

 ⑦給湯室を掃除しました!(4年ぶり2回目)

 もう趣味全開ですね。意識して投資関連の話題を扱うようにしていることもあり、何人かとはリアルでもお金の話ができるようになりました。これは大きな収穫です。

  こんな感じで、社内報ではこれまで好き放題やってきた私なのですが、この度部長から直々に、「社内報で資産運用の連載をやってくれ」と依頼?命令?があって驚いたのが先週のことです。

 そりゃあ確かに今までも投資ネタを扱ったことは結構ありますし、私は社内でもオープンに暗号資産投資やらiDeCo、米国株の話やらをしているので、多くの社員は私の趣味が投資であることを知っているはずですが、それでもまさか管理職から社内報で正式に特集を組むように言われたのにはまさかの展開でビックリしました。

 

 (;゚Д゚) ← 部長に呼ばれて話を聞いた時、たぶん私こんな顔してましたよw

 

 本当はもっと結果を出している人が適任なのでしょうが(社内にそんな人がいるかは知りませんが)、一番オープンに資産運用の話をアウトプットしているのが私だったので、まあコイツでいいか、って感じで白羽の矢が立った感じでしょう、きっと(^^;

 聞けば部長も最近、自分の今後が気になっているそうで。だって、あのトヨタでさえ「終身雇用は難しい」って言ってますもんね。

 

当面の目標は社内のiDeCo人口を増やすこと

 資産運用について語る場を正式にもらえるなんて、アウトプット大好きな私としては願ってもないチャンス! もちろん二つ返事で了解しました!(・・・というか、どんな内容だとしても部長クラスの依頼なんて係長の私が断れるわけない(^^;)

 

 で、とりあえず6月から次の3月までの10か月間、全10回の連載をすることに決まったわけですが、やるからには結果を出したいわけです。ここで言う結果というのは、「これまで投資に無関心だった社員に興味を持たせること」。分かりやすく数値目標を挙げるのであれば、「iDeCoの加入者数を全社員の2割以上に引き上げること」

 

 ちなみに、現状のiDeCo加入率は1割未満なので妥当な目標設定だと思っています。ちなみにiDeCoを選んだ理由は2つあって、

 ①総務課勤めの私にはiDeCo加入率が手に取るようにわかるから

 ②日本の現制度の中で、あらゆる面で最強なのがiDeCoだから

 ・・・です。

 

 資産運用に興味があるかどうかのアンケートを取って現状と1カ月後との有意差を測定する手もありますが、そんなのメンドクサイことこの上ないですし、投資を始めるなら一部の例外を除いてまずiDeCoを全額かけることこそ最初にやるべきですからね。この目標設定は割とすぐに決まりました。

 

一般人の資産運用知識は絶望的

 ところで、一般人の資産運用知識って我々が思っているよりもメチャクチャ低いんですよ。

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 リアルで投資の話をする機会は少ないのですが、この間会議がひと段落ついたタイミングで会社の同期が仮想通貨の話題を挙げたところから、珍しく投資話に花が咲きました(?)。

A「仮想通貨ってまだやってる人いるのかな?w」
B「いやー、あんなんもう終わったでしょ。CMもやってないし欲に負けてビットコイン買ったやつ大損したんじゃね?w」
私「お、おーそうだなぁ(言えない・・・。リアルタイムでがんがん買い増ししてるなんて口が裂けても言えない・・・)」
A「そうだよなあw あ、そういえばこの前銀行行ったら投資信託薦められたんだけど~。なんかNISA? とか意味わからんかったw」
B「あー俺も! あれ受付の子のノルマらしいぞ。というかそんな良い話なら他人に薦めずに自分がやれよってw」
A「それな! 投資って儲かるかもしれないけど、損するかもしれないから絶対嫌だわ。死んでも損したくないから少しでも利率の良いネット銀行探して定期預金してる!
私「!!!」

 少し引用しましたが、この程度が普通です。 「定期預金する=100%損する」ことを多くの人が知らないのが現実で、まずはその事実をなんとか理解してもらわなければなりません。そしてこれは結構骨の折れる作業です。

 

 多くの日本人は、利率の良かった過去の定期預金や財形貯蓄なんかを未だに想起し(ほとんどの場合、親などの年長者から誤った知識を植え付けられ)、実行するだけで損失が確定してしまう「貯蓄」を唯一の正しい行為だと思い込んでしまっているのです。

 しかし、このある種洗脳のような固定観念を取り除かなければ、「わざわざリスクを冒して投資する必要なんてないよね?」と返されるのは必至。

 

 さて・・・どうしましょうか。

 

連載の内容は、貯蓄・節約・投資かなあ

 やはり、いきなり投資の話をしても誰も着いてこないとしか思えないので、ここはせっかく10カ月(10記事)もいただいたメリットを活かして、まずは貯蓄の重要性(流動性が最強)とそのリスク(目減りする)について2か月間ほどかけてゆっくり詰める必要がありそうですね。

 いつもの↓のグラフを用いて、「貯蓄だと物価の上昇に対応できない」ことを結論に持ってきましょう。ここに将来の年金額の話を交えて不安を煽っておくのも良いですねw

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 その後、「物価の上昇に追いつくために絶対に投資が必要」と論理展開するわけですが、その際大切なのはリスク管理

 

 一般人は資産運用に対して「投資=成功すれば大金持ち、失敗すれば借金」のような、まるでカイジみたいな世界を想像しています。いや、これホントですからね(^^; 私が長期のインデックス投資でドルコスト平均法を利用すればほとんど百パーセント負けることはないと過去のデータを交えてどれだけ説明しても、「まあ男の人はギャンブルとか好きだもんね~」ってパートさんから笑われましたからね・・・。だからギャンブルじゃないことを説明してるんですけど、って言ってもそういう人には理解できないんですよ。。。

 まあ私も社内報なんかで全員を納得させることなんて不可能だと思っています。全体のたった2割の方に理解してもらえればそれで目標は達成なんですから、凹まずにやりましょう。

 暗号資産を未だに仮想通貨と呼んでいる人ばかりなのは明らかですし、私がやっている暗号資産投資の話はしませんよ。もちろん為替FXもです。あくまでも初心者向けの長期積立投資、ドルコスト平均法の優秀さについて語るだけに留めます。

 

 

 で、記事の話に戻ると、いったん投資の重要性を語った後、投資資金を作るためにも節約は大事です、という話に繋げます。その際、

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↑こんな感じで固定費削減の話をメインに持ってくるわけです。投資には興味がない人も節約には絶対に興味ありますからきっと食いつくでしょう(願望)!

 そこを狙って次の記事で、iDeCoをやると毎年数万円も節約になるんですよ? というトドメの一撃を食らわせる。

 

 どうでしょう? 結構良いアイデアではありませんか? これなら投資に興味ある方はきっとiDeCoをやってくれますし、投資には関心がなくても節約に興味ある人なら食いついてくれる可能性が残ります。

 

 ・・・たぶん。

 

勝算は実はあります

 うん、いや、まあ・・・。さすがにそんなに上手くいくとは思いませんw

 

 でもですね、実は私、過去に実績を出しています。

 というのも、なんと私の社内報を読んだことがきっかけでふるさと納税を始めたという人が同じ課内だけでもすでに8人もいるんですから(^^ゞ

 うち1人なんて、社内報を持って帰って奥さんに見せたところ、その奥さんがふるさと納税を始めたらしいです(^^; いやあ、まさか社外にまで影響があるとは・・・。嬉しい反面、もうあんまり変なこと書けないなぁ~と思ったりw

 

 まあ部長から直々に持ってこられた話なのでなんとか結果を出したいですが、とりあえず2~3ヵ月分は気負わないように楽しく書いてみたいと思います。何か進展があればまた報告します。

 

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