今日は酔っ払っているので、ブラック企業勤め時代の思い出話でもツラツラと書きます。
私は以前ブラック企業に勤めており、当時のことを↓の記事にまとめています。
ところで不思議なもので、ブラック企業に勤めていると内部だけでなく外部からも色んな嫌がらせを受けることがありました。私自身が受けたわけではないですし、嫌がらせと言って良いものかどうかよくわからないものもありましたし、完全に本人の自業自得のものもありましたが、この記事で3つほど紹介しましょう。
1.昭和のヤクザみたいな・・・。
借金漬けの職員がいまして、サラ金からはもう借りられないほどのレベルだったため最後は闇金に手を出したんですね(^^; それで、その職員に対する嫌がらせは酷いものがあったのですが、その手口がまるで昭和のヤクザ。
出前のピザが20枚届いたり、朝出勤したらFAX機の周りに「金返せ」の文面がデカデカと書かれたA4用紙が大量に散らばっていたり、「○○はいるか?」という電話が一日何十回も鳴ったり・・・もうドラマでしか見たことのないような古典的な嫌がらせが一時続いていました。
本人はともかく周りは良い迷惑ですよ。しかし本人も慣れたもので、そういう嫌がらせが始まると数カ月でスパッと会社を辞めてどこかの会社に転職していったようでした。逃げを繰り返しているようですが、今頃どうなっていることやら・・・。
ちなみに本人がうちを辞めた途端、会社への嫌がらせはピタッと止みました。相手も慣れたものだということなのでしょう。
2.精神病患者!?
これは嫌がらせではないのかもしれませんが、ある日の夜9時頃私が会社の受付を点検していると、40代くらいの女性が会社の扉をノックしました。
こんな時間になんだろう? と不思議に思って対応すると、
「内閣府から、今夜ここでバイトがあると電話を受けてやってきました」
との回答。
「・・・いや、うちは民間企業なので内閣府からバイト募集されることはないのですが」
「そんなハズありません。証拠もここにあります!!」
そういうと、女性は肩から提げたバッグから一枚の紙を取り出しました。そこには確かに「バイト募集 内閣府」の文字。
ただし、手書きでルーズリーフに。
手書きなんですよ・・・それも汚い、なんというか大人がわざと小学生を装って書いたかのような絶妙に下手な字で。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
こ、怖すぎる!!!
結局このあとは懇々と「うちは民間企業で内閣府とは関係ないこと」「すでに営業時間も終わっているので今からの仕事なんて何もないこと」「そもそもバイト募集なんてかけていないこと」などなどをじっくりと説明して納得(?)してもらいました。
ただ、最後まで「そのバイト募集の紙、手書きじゃん」と突っ込む勇気はありませんでしたね(^^;
3.保留系嫌がらせ電話
結局誰が犯人なのかはわからなかったのですが、1年間近く断続的に続いた嫌がらせとして、電話を掛けてきて途中で保留にし、いつまで待ってもそのままというものがありました。
例を挙げるとこんな感じ。
RRRR....
私「はい、○○商事のみどりねこです」
相手「こんににちは! ◇◇社の▲▲と言います。お世話になっています」
私「(聞いたことない会社だなあ) はい、こちらこそお世話になっています!」
相手「そちらの企画部長様に用事がございまして・・・えっと、なんだっけなあ。少しお待ちいただけますか?」
私「あ、はい。(んー??)」
相手「(保留中)」
この後、10分以上放置される。
こんなことが私の取った電話だけで4~5回ありました。会社全体だと20回以上あったはずです。それも毎回違う声(男女どちらも!)で違う会社名と氏名を名乗るので、こちらもなかなか気づけないのです。
これ、地味なくせにメチャクチャ困るんですよ! 本当に顧客かもしれないからむやみに通話を切れないし、かと言ってうちも暇じゃないので保留で回線を1つ潰されてしまうと結構なダメージがある!
結局、うちの会社ではこの嫌がらせをきっかけにして「10分間以上保留が続いた場合は切る」というルールが作られることになりました。
つーか、どれだけ外部にも嫌われてるんだこのブラック企業は!!
あー、昔のことを吐き出したらなんだかすっきりした。
たまにはこういう糞記事も良いでしょう。個人ブログだもん。
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