英語多読したり投資したりFIRE目指したり

30代からの投資でアーリーリタイアを目指す記録。日本に拘りはなし。

社会保険料の掛金UPに対策していますか?

健康保険の掛金はどんどん増えていく

 協会けんぽのHPに、平成31年2月20日付で保険料率改定のお知らせが掲載されています。

平成31年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます
平成31年度の協会けんぽの健康保険料率及び介護保険料率は、本年3月分(4月納付分)*からの適用となります。 皆さまのご理解をお願い申し上げます。
*任意継続被保険者及び日雇特例被保険者の方は4月分(4月納付分)から変更となります。

 

  この文言とともに掲載されている表を見ると全国一律引き上げというわけではなく、引き下げや据え置きの都道府県もあることがわかります。

協会けんぽ

 (協会けんぽHPより)

 

  東京都は据え置きですね。そして意外にも引き下げられている都道府県が多いことに驚きます。しかしながら、楽観できる状況でないことは協会けんぽ自身もわかっているようで、こんなQ&Aが同じページにありました。

 

協会けんぽ2

 縮小したものをトリミングして拡大したため画質が悪いですね💦
「今後の保険料率の見通しは楽観できません」という文面が公式に出ている程度には、健康保険料が今後増えていくであろうことがわかります。
 それにしてもこれ(↓)、めちゃくちゃ不吉なグラフですよね。(再掲)

協会けんぽ3

 ここから読み取れることは2つあります。
①1人あたりの医療費がこの15年間で1.4倍にまで膨れ上がっていること
②1人あたりの賃金がこの15年間まったく伸びていないこと

 

 

医療費の伸びは今後加速する

 上記の①について、大切なのは上のグラフが「1人あたりの」医療費である点です。日本全体の人口は減っているものの、少子高齢化の影響で日本の年齢層はこの15年間でどんどん上がってきています。高齢者の人口も増えてきているのです。
 ということは1人あたりの医療費も増えるのに加え保険給付を受ける人数自体も増えるため、今後は加速度的に医療費が増してしまう予測が成り立ちます。
 とてもではないですが、現状の掛金水準を維持することなどできません。

 

1人あたりの賃金は今後も伸びない

 上記の②について、現在日本は空前の好景気です。

景気拡大

(共同通信より引用)

 

 実際、日本企業の収益はこの数年間で大きく伸びています。にもかかわらず賃金が伸びないのは、企業が内部留保を貯めこんでいるため。かつてリーマンショックを味わい窮地に立たされた経営側としては、安易なベースアップなんてやりたくないというのが本音なのです。一度給料を上げてしまえば最後、不況になったから下げようなんて言えません。そんなことを言い出そうものなら労働者側が大反発するのは目に見えていますもんね。
 これだけ長い期間景気回復が続いているにもかかわらず賃金が上がっていない以上、米国のリセッション入りが見え隠れする今後急に給与が上がることなんてまず考えられません。

 このように、賃金が伸びないのに健康保険の掛金が増えるのですから、当然日本人の手取り収入は減っていく一方なのです。

 

 

 

アベノミクスで恩恵を受けたのは誰か?

 賃金が伸びなくても日経平均株価は伸びています。すると恩恵を受ける人がいますよね。
そう、株主です。富裕層の多くがアベノミクスで大きく儲かった理由は別に給与収入が増えたからではなく、投資している株価が大きく上昇したからに他なりません。
 アベノミクスにはトリクルダウン効果の側面があるため、最初に恩恵を受けることができるのは我々庶民ではなく大企業や富裕層です。

大企業や富裕層の支援政策を行うことが経済活動を活性化させることになり、富が低所得層に向かって徐々に流れ落ち、国民全体の利益となる(wikipedia)

 しかしながら大企業の内部留保がボトルネックとなっているために、残念ながら我々は景気回復の実感がわかないのです。

 

 

自分もそちら側につけば良いだけの話

 では、我々庶民はただ手をこまねいて天を見上げて口を開け、富裕層がこぼした雫を待っていれば良いのでしょうか? 医療費の増加に四苦八苦しながら?
 それでは自分が恩恵を受けるころには景気拡大は終わってしまいそうですよね。この情報社会において、もはや労働者が生涯労働者のみに終始する時代は終わっています。トリクルダウン理論もそうですが、ネットの発達した現代は昔とは異なり「貧富の差が拡大し富む者がより一層富む」という事実だけでなく、そのからくりまでもが誰の目にも明示されているではないですか。
 人間は考えることのできる生き物です。貧富の差がなぜ生まれるのかを理解し、さらに自分が「貧」の側に属していることを理解しているのであれば、次に取るべき行動が自らの立ち位置を「貧」から「富」に移動させることになるのは当然です。

 

 ○富裕層がアベノミクスで恩恵を受けた理由は? → 株主だったから。
 ○ではどうすれば庶民の我々も恩恵を受けられたのか? → 富裕層と同じく株式投資をすれば良かった。

 

 たったこれだけの単純な論理です。


 もちろん投資のインパクトは元本に依存するので、もともとの財力が違う富裕層と同じだけの利益を上げることはできません。利回り5%で回したとして、元本1千万円なら年間50万円の配当金を得られますが元本100万円なら5万円しか得られません。

 ただこれは仕方ないのです。「貧富の差が拡大し富む者がより一層富む」のは資本主義である限り誰にも止めることのできない厳然たるルールだからです。


 しかしそれでも、この5万円は100万円を銀行に預ける発想しか持たない「貧」側からすれば絶対に手にすることのできない5万円であり、「貧」から「富」へと立ち位置を移動するための重要な足掛かりなのです。

 アベノミクスがこれ以上長く続く保証はありません。景気の波から言っても、あと1~2年間という短い期間のうちに世界経済はいったん後退期に入ることは避けられなく見えます。ですが景気には必ず波があります。今のうちから少しずつ投資を始め、長期分散積立を心がけることによって、我々庶民であっても次の景気拡大期には富裕層と同じく大きな利益を享受することができているはずです。

 

 幸い、現在は政府の後押しで貯蓄から投資への転換が進められ、積立NISAやiDeCoなどの商品が出てきています。初心者でもほったらかし投資で気軽に資産運用を始めることが可能であり、裏を返せば資産運用に踏み出せない人から順に、ゆっくりと確実に貧乏になっていくのです。
 健康保険掛金の増大を座して待つのではなく、自ら積極的に動くことが大切と知りましょう。まずはリスクの小さい積立NISAやiDeCoから初めてみませんか?

SBI証券で積立NISA・iDeCoを始める

 

 
“税金ゼロ”でお得すぎ! iDeCoとつみたてNISAにダブル投資入門【電子書籍】[ 井戸美枝 ]

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング

 

 

公的年金は最強の投資先 ねんきん定期便を活用せよ!

 f:id:midorinekox:20190228231909p:plain

 

はじめに

 先月末に自宅に届いたまま放置していた「ねんきん定期便」をようやくじっくり見る機会が取れました。せっかくなのでその読み方について本記事で簡単に説明します。総務課で仕事をしているとこういう自宅に直接届く書類をわざわざ会社に持ってきて質問される方もいるので、こちらとしても必要に駆られて知識が増えてくるのです💦 本来は業務外とはいえ投資生活にはプラスになるので、いろいろ聞いてもらえて嬉しい限りです。

 

 

ねんきん定期便とは?

 ねんきん定期便は個人の保険料納付の実績や将来の年金給付に関する情報が記載されたハガキで、毎年その人の誕生日の属する月に届きます。私は1月生まれなので1月末に届いたというわけですね。2月生まれの方はちょうど今頃届いているでしょうし、3月生まれの方は1か月後くらいに届くことになります。

 

このハガキから何がわかるの?

1.毎月の支払額

(裏面抜粋)

ねんきん定期便裏面

 赤丸部分から、平成30年10月分として私は27,450円の掛金を支払ったことがわかります。これは私の給与から天引きされている分で、同額が会社からも協会けんぽへ支払われています。このように厚生年金は労使折半であるためサラリーマンは自営業者と比べてかなり年金面で得をしていることになります。

 ↓過去記事参照

www.midorineko.work

 

 

 

2.将来もらえる年金額とこれまでに支払った掛金の累計額

(表面)

ねんきん定期便表面

 左側の赤枠内に入る数字が最重要である将来もらえる1年あたりの年金受給額(見込み)、そして右側の緑枠内の数字がこれまでに支払った掛金の累計額です。


↓赤枠の右下部を拡大したもの

ねんきん定期便表面2

  国民年金額()+厚生年金額()=合計額()となります。

 

 

公的年金は最強の投資先

 私の手元にある最新のねんきん定期便では、の金額が389,214円、支払った掛金の累計額が3,156,407円でした。
単純計算で3,156,407 ÷ 389,214 = 8.1となるので、8年間とちょっとで元が取れる計算になるわけです。65歳から年金が受給できるとして、73歳で掛金を回収でき、以後は長生きするにしたがってどんどんプラスになっていくということ! これは熱い!
 私は現在34歳なのでまだ掛金が少なく、受給額は年間389,214円だけですが、毎年ちゃんと掛金を収めていけば受給額もどんどん増えていきます。

 8年間あれば確実にプラスになる上、放置するだけで自動的にお金が入り続ける投資先がどこにあるでしょうか? 「確実に」というのがミソなんですよね。リスクが限りなく低い米国株式長期積立投資であっても、マイナスリターンリスクは0じゃないんですよ。でも年金だけは8年間で絶対にプラスになる! こんな最強の投資先を利用しないなんてあり得ません。

 

 

去年のねんきん定期便と比較してみる

ねんきん定期便比較

 上の表は、今年と去年のねんきん定期便に書かれていた、累計掛金額と受給見込み額とを比較したものです。ここから、この1年間で445,350円の掛金を支払う対価として65歳以降の年金額が毎年45,502円増えていることがわかります。


 445,350 ÷ 45,502 = 9.8なので、この1年間だけで言えば元を取るためには8年間ではなく10年間必要だったようですね。それでも日本人の平均寿命が男性が81.09歳、女性が87.26歳であることを考えると(https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/2.htmlより)、平均寿命まで生き延びることができれば厚生年金なら余裕で元が取れるのがわかります。


 このように、去年と今年の比較から1年間働くと将来受給できる年金額は年額で4万5千円程度増加することが判明しました。

 

 実際には厚生年金の掛金額はその人の標準報酬月額に依存するため昇給があれば当然掛金額は上がり、それと共に将来の年金受給額も増えていきます。いちおう我が社も毎年昇給はあることになっているため、私の年金も1年働くごとに4万5千円よりは速いペースで増えていくことが予想されます。

 

 アーリーリタイアまでの会社員期間だって決して無駄じゃないんですよ!

 

 

 

だけどね・・・。

  このように、公的年金が最強の投資先であることに疑いはないんですが、ねんきん定期便には一つ大きな落とし穴があります。

 (再掲図)

ねんきん定期便表面2

 このが将来受給できる年金額なのですが、これはあくまでも現制度で計算した見込みなんですよね。

 

 少子高齢化の進み続ける日本において、現在の年金制度がそのまま維持できることなんて100%あり得ません。この20年以内には年金は4割カットと言われているくらいですから・・・(´;ω;`)

 ↓参考記事

www.midorineko.work

  上で「8年で元取れる」とか書きましたが、今後そんなことはありえません。今の年金は積立方式ではなく大きく分ければ賦課方式なので、自分の掛金がそのまま自分に戻って来るわけじゃないんですよ。将来の若者に支えてもらうことになるんです。

 「マクロスライド」でググってみてください。きっと絶望しますのでw 第一、平均寿命まで生きてないのに元が取れるっておかしいじゃないですか(^^;  それこそ怪しい投資話みたいですw

 

自分で年金を作る必要がある

 とはいえ公的年金の掛金を納めることは本記事に書いた老齢年金だけでなく障害年金や遺族年金にも関わって来るため、それが最強の投資先であること自体には何の疑いもありません。

 しかしながら上述した少子高齢化により、これからの日本では公的年金をしっかり納めるだけでは残念なことに余裕ある老後を送ることは不可能です。夫婦ともに正社員の共働きであったとしても、です

 ↓参考記事

www.midorineko.work

 

 だからこそ、政府はiDeCoや積立NISAなどの、初心者でもまず失敗しない超優良投資商品をこれだけプッシュしているわけです。老後破綻したくないのであれば一刻も早くこれらの制度を活用し、自ら年金を作らなければならないのです。知らないでは済まされません。政府は自ら情報を取得しない人間を救うほどお人よしではないのですから。

 

 

iDeCo、積立NISAはSBI証券が最強

 iDeCoや積立NISAを始めるに当たって選択肢は色々ありますが、金融機関や労金で始めることは絶対におススメできません。商品数も少ないですし、仮に同じ商品を扱っていたとしても無駄な手数料が取られるためです。

 iDeCoも積立NISAも20年以上の長期スパンで運用する商品なので、選ぶなら1円でも毎月の手数料が安いネット証券会社を選択するのが定跡です。

 2019年現在は手数料と商品の観点から楽天証券とSBI証券の2択となっていますが、私の場合は情報量の点でSBI証券を利用しています。もちろんiDeCoも積立NISAも両方満額をかけていますよ。今の投資が20年後に繋がるのですから、かけるなら満額じゃないと損です。iDeCoはかければかける程毎年税金控除も大きくなりますしね!

 

 最強の投資先である公的年金だけでなくiDeCoも積立NISAも活用し、余裕ある老後生活を今からシミュレーションしておきましょう。


下流人生&老後破綻 今すぐできる防ぎ方【電子書籍】[ ダイヤモンドZAi編集部 ]

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング

 

 

超簡単に1000万円を作る方法

 21歳から定年退職の65歳までの45年間、毎月1万円ずつを積立貯金するといくらになるかわかりますか? もちろん、

12万円×45年=540万円

です。利息がついたところで結果は数万円と変わらないでしょう。
 
 超低金利の今、貯蓄に対する利息なんてあってないようなものです。45年間という気の遠くなるような長期間にわたって貯金を続けてこの金額、多いと感じるか少ないと感じるかは人によるでしょうが、私なら少ないと感じます。なぜなら、もっと効率良くお金を働かせる方法があるからです。それが積立投資
 では、同様の条件で利回り3%の積立投資を行った場合の結果を見てみましょう。



 なんと、11,403,730円になりました。実際には出た利益に対して20%の税金がかかりますし信託報酬もかかるので手取りはもう少し少ないですが、単なる積立貯金の場合と比較するとほぼ2倍の結果になることがわかります。あくまで利回り3%の想定での結果ですので実際にこうなるかはわかりませんが、過去の米国株式の実績を見るとインデックス投資で3%の利回りを実現できる可能性は極めて高いと言えます。
 しかも積立投資は、やることは積立貯金と全く同じためほったらかしにするだけで良いのです。21歳になった日から毎月1万円をインデックス株に拠出する設定にしておいて、後は定年退職まで放っておけばそれだけで定年を迎える頃には1000万円が懐に入る。

 ほら、積立投資ならば超簡単に1000万円を作ることができるのです! 余裕のある人は拠出金を2万円、3万円と増やしていけば受け取る額も比例して増えるわけですし、非常にローリスクハイリターンなお金の運用方法と言えるでしょう。

 積立投資の命は「初期投資」と「時間」の2つですが、たとえ初期投資がゼロであっても45年間という長い長い時間を味方につけることによって、大きな結果を生み出すことができるのです。「人間の生み出した最高の発明は複利である」とまで言った偉人がいることも納得できますね。

 

 なお、投資信託を始める場合に選ぶべき証券会社は現在、楽天証券SBI証券の2強になっています。この2者は圧倒的に他社よりも強く、これ以外の証券会社を使うと信託報酬等で損をすると言い切れます。よってこれから始める方はどちらかを使うことを強くお勧めします。

 ※楽天証券は現金がなくても楽天スーパーポイントで直接投資信託を購入できるとんでもないメリットがあるため、2019年現在では楽天証券が一歩リードしていると言えるでしょう。

 とはいえSBIと楽天とは互いを意識し合ってすぐに相手以上のサービスを始めますので、どちらが優れていると言い切れない部分もあります。実際、私は積立NISAについてはSBIを利用しています↓ 情報量や使いやすさの面でSBIの方が上ですし、どうせサービス面はすぐに追いつくからです。

 

 

 投資を開始するタイミングについてですが、タイミングが重要な一括投資に対して複利効果を活かすことが大事な積立投資は、1日でも早く始めた方が得になります。たとえ最初に高値掴みしてしまったとしても、次の月に低い位置で購入できればすぐに購入価格は均されるからです。

 プロでさえ難しいタイミングを素人が狙いすましたところで上手く行くはずがないのですから、我々は一刻も早く、そして一年でも長く積立投資することだけを考えるべきなのです。

 

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング

「稼ぐ→節約→投資」が富裕層への最速の道

稼ぐ節約投資

 

はじめに

 資本主義社会において庶民が富裕層の仲間入りを果たすことは、実はそう難しくはありません。時間さえかければ誰だって年間数百万円程度のキャッシュフローを得ることくらいできるのです。それができない人は、「稼ぐ→節約→投資」という黄金のサイクルの中のどこかに欠落があるだけです。

 本記事は今までの総論的なポジションとして過去記事をまとめていますので、興味ある部分だけでもぜひお読みください。

 

 

1.稼ぐ

本業の給与を上げる

 サラリーマン投資家にとって本業は最も重要です。年収の多寡にかかわらず毎月一定額のキャッシュフローを確実に得られるのはサラリーマンだからこその強みと言えます。給与収入は積立投資と相性が良く、たとえ株式市場の大暴落で一時的に大きな損失を被ったとしても淡々と積立投資し続けることによって長期的に資産が右肩上がりになるのは、過去に述べた通りです。

 本業の給与アップ目標としては、なんとか政府のインフレ目標である年2%のベースアップは狙いたいところです。とはいえ実際に毎年2%も給与を上げるのは至難の業なので、昨年度の収入を維持できていればまあ良し、くらいに考えておく方が精神的にも体力的にも良い気がしますね。私自身は、本業は80%の力で頑張りながらあわよくば高評価も狙うという欲張りなスタンスでやっています。

 ↓全力を尽くしても効率は良くありません。

www.midorineko.work

 

収入口を増やす

 いわゆる副業をやることで収入を増やすとともに万が一のための(解雇とか勤務先がつぶれるなど)リスク分散を図ります。本業を100%の力で頑張るよりも、本業と副業を80%ずつの力で頑張った方が効率よく収入を増やせるので、副業はやるべきだと考えています。

 ただしその際には本業の規則等を確認することは必須です。ルール違反を犯してメインの勤務先から解雇されてしまったら元も子もありませんからね。

 ↓総務課職員から見れば社員の副業は結構バレバレだったり。

www.midorineko.work

 

転職する

 本業がブラック企業で労働時間に対して収入が少なすぎるような場合は、迷わず転職を考えるべきです。時間もパワーも有限です。自分の人生をしょうもない企業に切り売りしていて良いのでしょうか? 

 本業は、「楽しいor労働時間が短い+そこそこの給料」か、そうでなければ「高収入」かのどちらかでなければ続きません。私の場合は前者で、基本的に今の仕事を楽しみながらやっています。本業のストレスは数字で表してみるなら、10段階評価で控えめに言って「2」です。(※10がストレスマックス)。私自身、以前はブラック企業で働いていました。しかしこれではいけないと一念発起してそこから脱出し、ようやく今のホワイトな環境をつかんだのです。

 ↓この記事に少しだけ当時の事を書いています。今度まとめて前職のブラックっぷりを書きたいですね。これもまた控えめに言って人間の尊厳とは何かを考えさせられましたよ。

www.midorineko.work

 それも労働組合で総務とドンパチやりまくった結果手に入れた環境です。経験から言えることは、待っていても道は開けないということ。自分で動くことこそが大切なのです。

 ↓最近は「退職代行サイト」なるものもあります。パワハラを受けて自分で退職を言い出せないほどの酷い労働環境であれば、こういうサイトを利用する手もアリでしょう。時間は有限なので、しょうもない会社に費やす時間なんて無駄以外の何物でもないのですから。

 

 

 

 

2.節約

 我が家は去年1年間で25万円の節約に成功しています。たいていのサラリーマン家庭ならば再現性がある手法なので参考にしていただけると思います。

www.midorineko.work

 通勤方法の変更なんかは環境によっては不可能かもしれませんが、楽天経済圏へ移行は誰でも可能ですし、簡単に数万円は節約できるので特におすすめです。というか金融リテラシーの高い方々で楽天経済圏を利用していない人はもはやどれだけ残っているのかというレベルです。私も完全に出遅れ組ですが、まだ楽天カード以外のクレジットカードをメインで使っているなら早めに買えた方がお得ですよ。

  

3.投資

投資期間が十分取れるなら米国株投資一択

 あなたがまだ20代なのであれば、米国株投資一本で50歳アーリーリタイアくらいなら余裕で実現できるでしょう(年収や家族構成にもよりますが)。かの有名な三菱サラリーマンさんのように収入の8割を投資に回すようなことはしなくてもです。

 ただしそのためには決して結果を焦ることなく、適切な商品を選んで淡々と投資信託またはETFに積立投資していく根気強さが必要です。キャピタルゲインなどには目もくれず、高配当株・連続増配当銘柄の保有数を増やすことだけを意識すれば良い簡単なゲームです。しっかり本業で稼ぎ節約で手元に残した資金を、毎月継続的に株式へ投入すればよいだけなのです。

 ↓貯蓄に対する株式投資の有用性を端的に示した記事です。貯蓄ばかりしていると損をしますよ。

www.midorineko.work

 

↓米国株投資は、楽天証券やSBI証券も良いですがマネックス証券が最も充実しています。まずはここからでしょう。

 

30代以降の人は仮想通貨も考えるべき

 しかしあなたがすでに私と同じ30代半ばなのであれば、米国株投資一本でアーリーリタイアは難しいと考えられます(こちらも年収や家族構成にもよりますが)。残念ながら十分な時間が取れないからです。

 よって、まずはバブル崩壊直後で淘汰の進む暗号資産(仮想通貨)でキャピタルゲインを得、十分な元出を作った上でやはり米国株にインデックス投資するという流れになるでしょう。

 ↓私も同様の投資方針でアーリーリタイアを目指しています。

www.midorineko.work

 仮想通貨は終わったと勘違いしている人が多いですが、不動産バブルでもITバブルでも、過去のチャートを読めば明らかなように、バブル崩壊後は「本当に良い銘柄」までもが漏れなく連れ安になってしまいます。しかしそういう需要ある銘柄は長い目で見ればバブルの頂点以上に価格を上げてくることが通例なのです。そして24時間365日開いている仮想通貨界は、株式市場と比較して7倍のスピードで動くと言われています。このことから、私は仮想通貨の中でも特に需要を期待できるXRP等の銘柄については、この5年以内に過去最高値を更新することを期待し、今年1年間で100万円近くを投入することを決めています。そして来年も再来年も、2023年までは数十万円~100万円単位でXRPへの投資を継続します。

 ちなみにXRPが過去最高値を更新すれば、価格は現在の実に10倍以上。100万円なら1,000万円(税引き前)まで増える計算です。そこまで元手があれば、投資開始の遅れも取り戻すことができるでしょう。

 需要という点において、既存の銀行の送金システムを大きく進歩させる可能性を秘めたXRPは他銘柄と一線を画しています。日本ではSBIグループの北尾氏や仮想通貨界の第一人者である指針氏が推していることでも有名ですし、世界でも既に多くの金融機関がその活用に手を挙げています。さらに実際の送金実験についても進められつつあります。もはや我々の生活と切り離せない存在になってくるのは時間の問題で、投資対象として十分に魅力があるわけですね。

 ↓XRP購入はこの取引所が最安値です(ここ以外は「販売所」のため割高)。日本の取引所なので初心者でも問題なく利用できますよ。

bitbank

 

 

 

 

まとめ

 今回は過去記事を引用しながら、庶民が富裕層へ至る最速の道を確認しました。「稼ぐ→節約→投資」という黄金のサイクルのどこが欠けても富裕層へ上がることはできません。きっちりと稼ぎ、節約した上で生活防衛費を除いたお金を可能な限りたくさん投資することが肝要なのです。

 20代の方は安全に米国株式一本で、30代を過ぎている方は少しリスクを取ってでも仮想通貨と米国株式の両輪で資産の増加を目指しましょう。

 

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング

富裕層へ仲間入りするために

 

富裕層とは

野村総合研究所(NRI)によると、(引用元は下記)

https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2016/161128_1.pdf

  • 超富裕層:資産5億円以上
  • 富裕層:資産1億円以上5億円未満
  • 準富裕層:資産5,000万円以上1億円未満
  • アッパーマス層:資産3,000万円以上5,000万円未満
  • マス層:3,000万円未満

 資産による分類はこのように定義されています。

 

 富裕層というのは資産1億円以上というのが区切りであるということがわかりますね。その上の超富裕層になるともはや天上の存在なので、我々庶民がなろうと思ってなれるレベルではないです(^^;

 しかしながら、富裕層程度であれば共働きサラリーマンなら十分に手が届く範囲です。

 

 

 

 

貯蓄のみで富裕層になることは可能か

 これは、平均サラリーマンの共働きなら「不可能ではないけれどちょっと厳しい」というのが現実でしょう。40年間働き続けるとした場合、一年間に250万円の貯蓄ができればいちおう達成できます。

 

 250万円 × 40年 = 1億円 という単純な計算ですね。

 

 夫婦二人ともが25歳から65歳の定年まで正社員で働き続ければOK。これは一見簡単そうですが、実際には育児期間の収入減の他、車や住宅の購入・子どもの教育費等による支出を考えると一筋縄ではいきません。子どもの結婚費用の援助もあればリフォームもありますし、夫婦どちらかが病気になって働けなくなるかもしれません。

 また現実的に、全国消費実調査によれば共働きの世帯月収は49万2000円で、必ず支払うべき税金や保険、光熱費や生活費などを差し引いていった後の貯金額は毎月10万円ほどとされています。これは正社員×2だけでなく夫婦どちらかがパートの世帯も含んでいるためですが、毎月10万円では上記の年間250万円なんて達成できません。

 

 そして何より、アーリーリタイアを目指している私としては65歳まで働き続けること自体があり得ません。共働きでさえ厳しいのですから、1馬力の世帯であればなおのこと貯蓄のみで資産1億円を達成することは困難でしょう。富裕層の仲間入りを目指すのであれば、もっと効率良い手立てを考えるべきです。

 (※子どもがいないのであればその限りではないです)

 

 

 

 

富裕層になるために

①支出を減らす

 収入を増やすことには限界があります。しかも額面での収入が増えたとしても結局社会保険料や所得税・住民税も連動して増えるため、手取り収入は思ったほど増えません。

 その点、節約はできた分がそのまま貯蓄に跳ね返ってくるため、効率が良いのです。

 

 タバコ・酒を辞め、昼食は弁当持参、コンビニ・自販機は使わないなど日々の倹約を頑張り、通信費削減や保険の見直しで大きな固定費を削ることが大切です。

 私自身もこうした節約で、昨年は年間25万円の節約に成功しています。やればできますよ。しかも私はお酒だけは絶対に辞められないので、その分の節約はしていませんし。他にも、我が家ではウインナーはシャウエッセンだし食パンは超熟国産小麦指定です。つまりそこまで倹約を徹底しなくても大きな固定費を削れば年間数十万円くらいに節約は誰にでもできるのです。やるかやらないかだけの差です。

 ↓私の節約方法はこちら。すぐにでも始められますよ。

www.midorineko.work

 

 

②収入を増やす ~共働き~

 上で収入を増やすことは難しいと書きましたが、もしそれが可能なのであれば当然収入の絶対額を増やすことは富裕層に近づく最短ルートです。

 年収500万円の共働きならば、年収1,000万円の1馬力と比較して、他の条件が全く同じであったとしても年間数十万円得になります。

 ↓この記事で詳しく書いています。

www.midorineko.work

 また、共働きで財布を1つにしている場合、支出は単純に1人の場合の2倍にはならず1.5倍程度に収まるので、貯蓄額も自然と跳ね上がります。1+1が2どころか3にも4にもなるわけです。

 大事なのは財布を1つにしているということで、もし夫婦2人ともがそれぞれに財布を管理しているのであれば、残念ながら1+1=2にしかなりません。家計全体の収支を夫婦ともが把握することは極めて大切です。

 

 

③収入を増やす ~副収入~

 2018年、ついに政府が国家公務員に副業を認める方向性を打ち出しました。

公務員の副業解禁!できる業種と注意点を総まとめ!資格を取って副収入に役立てよう! - まとめ百選 - いいもの発見!

 

 民間でも副業を認める会社は増加傾向にありますし、今やサラリーマンにとって副業は生活をより豊かにする上で切り離すことのできない大事な収入源になりつつあります。

career.nikkei.co.jp

 ↑日経ウーマンオンラインでのアンケートによると、2017年時点で読者の60%以上が副業をやったことがあるとの回答結果が得られています。

 (まあ日経を読むくらいの人を対象にしている時点で一般層より副業に興味が強い人が多いのは間違いないですが)

 ただ、せどりにしてもブログ収入にしても、それ自体は決して不労所得じゃないことに留意する必要があります。

 

 

④お金を運用する

 完全なる不労所得を得るために、運用は避けて通れません。というか、上述した支出減も収入増も、すべては運用するための元出を作るための補助にすぎないと言っても過言ではありません。

 日本では累進課税性が取られており、我々庶民は給与所得に対して10%くらいしか所得税が課税されませんが、1億円の給与所得がある人は45%も課税されます。実に4500万円もの税金を支払う必要があるわけですが、彼らのような富裕層にはさしてダメージがありません。なぜか?

 答えは、富裕層の方々のメイン所得は給与所得ではなく株式からの配当金だからです。我が国における株式の配当金にかかる税金は、庶民も富裕層も一律20%です。つまり沢山配当金を貰える人ほど相対的に得する制度になっているというわけです。

 

 

「株なんて怖い! 大損したらどうしよう!」と不安になる方も多いかもしれませんが、一括投資ではなく積立投資を長期にわたって(17年以上)続けた場合、マイナスになるリスクが極端に低下することは歴史が証明しています。

 なぜならば、株価というのはどれだけ一時的な暴落が起きようとも、基本的に右肩上がりに推移するからです。

株価

 短期売買で大きく儲けようなんて考えて失敗した人が大声で「株は危ない」なんて吹聴するから、世間でそう思われているだけで、適切なリスクを取って時間を分散すれば損失を出すようなことはよっぽどでない限りないのです。

 

 かの有名なピケティ教授もr>gの公式を用いて、決して労働収入は株式による配当収入に追いつけないことを示しています。これは論理の問題ではなく歴史的事実です。

www.midorineko.work

 

 そこに気づけば、やるべきことは一つですよね。

 我々庶民だって株式投資をするべきだというシンプルな答えです。この社会が資本主義社会である以上、株価(インデックス)は上がり続けるのですから。

 

 例えば1000万円の元本を利回り5%の株に投入した場合、年間50万円の配当金を全くの不労所得で得ることができます。これくらいなら庶民の我々でも可能です。

 富裕層はこの元本が1億円かもしれません。すると年間の不労所得は500万円になりますよね? 年間500万円を働かずして得られる・・・まるで正社員をタダで1人雇っているような状態です。元本が2億円なら配当金は1000万円になりますし、3億円なら1500万円です。

 これが、富裕層が「お金を使っても使ってもなくならない」からくりです。

 

 

 

 

富裕層はコップの水を飲まない

 上述したように、富裕層はたとえ仕事をしなかったとしても自動的に年間数百万円とか数千万円とかの不労所得が得られます。そして慎重な彼らは決してコップの水を飲まず、コップからあふれ出てきた水だけを舐めて生活しているのです。意味わかりますよね? 元本には一切手を付けずに配当金だけで生活しているということです。そうすれば、コップの水(=資産)は決して減ることはないのですから。

 

 我々が彼らに追いつくことはできませんが、その真似をすることで資産の目減りペースを遅らせることくらいなら容易にできます。本記事の最初の方に書いたように、頑張って収入を増やしたり節約したりすることで毎月5万円を捻出できる状態になったとしましょう。

 その5万円を毎月、年利5%の株式に積立投資したらどうなるでしょう?

積立投資

 このように、ただ愚直に積立を続けるだけで30年後には4000万円以上の資産に成長するのです。もちろん実際には景気の浮き沈みがあるのでこの通りになるとは限りませんが、少なくとも30年間も続けてインデックス投資をした場合、リターンがマイナスになったことは日本株でも米国株でも歴史上ありません

 時間を味方につけることこそ、投資で勝つ唯一確実な手段なのです。

 

 

 

まとめ

 今すぐに富裕層の仲間入りをするには、大きなリスクを取らなければなりません。しかしながら、地道に収入を増やして支出を減らし、愚直に優良な金融商品へ投資をし続ければ、数十年後に富裕層の仲間入りをすることは不可能ではないのです。

 2019年現在、投資信託は信託報酬がかつてないほどに下がり、内容もブラッシュアップされ、積立NISAやiDeCoの登場も相まって投資リスクは過去最低まで低下しています。どんな庶民であっても富裕層へ駆け上がれるレールが敷かれているのが現代という時代なのです。

 こんなチャンスが目の前に転がっているのに指をくわえて見ているだけでは、決して富裕層の仲間入りなんて実現できません。まずは行動することが大事! 月々5万円の投資でも30年後に4000万円になるのですから。

 

 ↓注意点として、投資信託を買うなら特定口座ではなく「積立NISA(またはNISA)」口座で始めた方が税金20%分得になります。先に購入した投資信託を後から(積立)NISA口座へ移すことはできないので、絶対に「口座開設→投資信託購入」の順番で行いましょう。

  若いうちから投資を始めて、富裕層への仲間入りを実現しましょう。

 

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング

 

XRP積立が1万枚突破! ~時間分散の大切さ~

 今年に入ってからbitbankで毎日1万円ずつ積立購入してきた仮想通貨XRP(リップル)の保有枚数が、ついに1万枚に到達しました。

bitbank

 

f:id:midorinekox:20190205224404p:plain

 1月1日からだと今日が36日目にあたるので、36万円分の投資でおよそ10188枚を得たことになります。1XRPあたりの平均取得単価は35.28円。現在のXRP価格が32円~33円なので、やや高値掴みしていますね。

 

 もともと60万円ちょうど入金していたはずが569,793円の総資産になっているので、3万円ほどの含み損も抱えています。

 

 しかしながら、もし仮に今年の1月1日0:00に36万円分のXRPをまとめて購入していたと仮定すると、単価39.161円で購入していたことになり、その場合は9179枚くらいしか購入できていませんでした。

 つまり見方を変えれば、時間を分散したことにより約1000枚分も多めに購入できたと言うことができます。

 

 投資失敗のよくあるパターンに「退職金を株に突っ込んで半分に減らしてしまった」というものがありますが、これは時間分散も行っていなければ長期投資も行っていないことが原因です。若いころからちゃんと投資の勉強をしていればそんな結果にはならなかったのに、そういう無勉強で損をした人ほど声が大きいために「投資=ギャンブル」などという誤った認識が広まる原因になっているのが迷惑な話です。

 

 私はXRPを3月末まで購入し続け、2万5千枚程度集める予定です。時間分散で来年も再来年も積立を継続し、3年間で合計6万8千枚を目指すのは、↓の記事で書いたとおり。

www.midorineko.work

 

 とにもかくにも55歳アーリーリタイアにおける序盤の山はXRPを6万8千枚集められるかどうかにかかっているので、3年間でこの山を越えられるかどうかがひとまずの目標です。

 

 XRPの他にも、日本円で購入できる仮想通貨として私はETHとXEMを保有しています。仮想通貨全体が下げ基調であるためいずれも含み損。

 正直コインチェック事件でろくな対応ができなかった上に財団の破産危機まで報じられたXEMに将来性があるとも思いづらいですが(競合が多すぎてユーザーがあえてXEMを選ばない可能性が高い)、プロジェクト自体はちゃんと進行していますので、仮想通貨界全体が上向きになった時には釣られて上がる可能性もありますし、もしかすると逆転ホームランの目もあるかもしれないので一定枚数だけ保有しています。

 逆にETHについては本命視しており、毎月の給料で1万5千円分ずつ買い増ししている状況です。ADAという競合が強力ですが、ここまで築き上げてきたETHネットが今更パイを根こそぎ奪われる未来は想像しづらいと見ての投資です。延期に延期が続いているコンスタンティノープルやPOSへの移行など、長期的なアップデート材料も豊富ですしね。

 

 私の場合はバブル崩壊により今後実需の期待できる仮想通貨投資をZaifで、そして日本よりも高配当株の多いアメリカ株をSBI証券でそれぞれ積立購入しています。アーリーリタイアを目指す以上、時間分散しつつ可能な限り早く投資を開始するのが鉄則です。

bitbank

 

 

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング

【アーリーリタイア】共働き子ども2人では老後破綻することが判明!

 

超詳細なライフプランシミュレーションは常陽銀行で!

 将来の収入と支出とを複合的に考えてライフプランを立てるには、専用シミュレーションソフトが必須です。今では様々なサイトで簡易的なシミュレーションができるるのですが、常陽銀行のサイトでは群を抜いて詳細な入力が可能です。まるでFPさんの使っているソフトのようです。

 

 今回、共働き子ども2人でアーリーリタイアを考えている私たち夫婦のライフプランをシミュレーションしてみました。すると驚きの結果が・・・。 

 

f:id:midorinekox:20190202174016p:plain

 

※本記事の以下の画像は、全てライフプランシミュレーション:常陽銀行から引用しています。

 

「詳細入力」から進んでいきます

f:id:midorinekox:20190202145815p:plain

 このような画面が表示されるので、「今すぐシミュレーション」>「詳細入力」から進んでいきましょう。

 

各種入力画面から必要情報を入力していきます

f:id:midorinekox:20190202150021p:plain

 この画面を見るとよくわかりますが、半端なく詳細な入力が可能です。他のサイトだとここまで複雑な条件は設定できません(^^; 入力する私の側が使いこなせないレベルですw

 

「ご家族情報」の入力

f:id:midorinekox:20190202150329p:plain

 家族情報を入力します。誕生日とか結婚記念日は適当に入れていますので実際のものとは異なります。またこの画面ではまだ生まれていない子どもも入力することができます。うちは将来もう1人ほしいので、再来年生まれるものとして考えます。

 

「収入情報(給与等)」の入力

f:id:midorinekox:20190202150708p:plain

  自分と配偶者の給与情報を入力します。例によって職業とか会社規模は適当に入れています。まあシミュレーション結果画面を見る限り年収の上がり方はうちの会社と同じくらいだったので問題ないでしょうw

 あと、退職金については既に↓の記事で試算したとおりのものを入れます。そして夫婦ともに55歳退職と考えます。果たして共働きならアーリーリタイアはできるのか!?(タイトルでネタバレしとるがな・・・)

www.midorineko.work

 

 

「収入情報(公的年金等)」の入力

f:id:midorinekox:20190202151217p:plain

 公的年金についても、↓の記事で試算した結果を入力しました。当然公的年金は4割カットを織り込んでいます。夫婦共働きなのに公的年金あわせて200万円ちょっとって、アーリーリタイアでの減額分は仕方ないにしても日本の将来暗すぎでしょうが!

www.midorineko.work

 

 

 

「収入情報(その他収入等)」の入力

f:id:midorinekox:20190202151559p:plain

  とりあえず、「0」で入力してみます。副業をしていない会社員などの一般的な人はここは0になるはずです。

 

 

「支出情報(生活費)」の入力

f:id:midorinekox:20190202152018p:plain

 保険料や住宅費等を抜いた生活費を入力します。うちは子どもが2人になったとして、おおよそ月20万円程度で暮らしていこうと思っています。

 またリタイア後の月35万円が出費しすぎじゃないの?と思うかもしれませんが、私もそう思いますw でも画面中央の下の「竹 毎月35万円」という部分に該当するのが、「日本人が豊かな老後の生活を送るために必要と考えている1世帯あたりの金額に近い水準」らしいので、そのまま使わせてもらいました。

 ちなみに旅行の費用とかは別の画面から入れます。・・・いや、やっぱり月35万円は使いすぎだよなぁ(^^; でもそう書いてるからいいことにしましょ。

 いちおう75歳以上になったら80%に減額することにしました。

 

 

「支出情報(住宅費)」の入力

f:id:midorinekox:20190202152804p:plain

 住宅ローンについても「詳細に入力」を選択すればかなり正確にシミュレーションできるのですが、疲れてきたので簡単な方でやりましたw

 うちは35年ローンで、固定金利&1%台の低金利のため資産形成を優先して繰り上げ返済はしない予定にしています。よって67歳までローンが続きます(実際はアーリーリタイア時に一括返済するつもりですが)。

 

 

「支出情報(その他支出)」の入力

f:id:midorinekox:20190202153200p:plain

 「自動車購入」「リフォーム」「家具・家電」「海外旅行」の項目についておおよその額を予想して入力します。旅行にお金かけすぎに見えるかもしれませんが、我が家は夫婦ともに旅行好きですし、アーリーリタイアする理由の1つが「世界一周旅行をしたいから」です。よって旅行に関しては多目に見積もっておいた方が良いのです。

 そろそろ楽天トラベルさんも世界一周プラン作ってくれませんかね。国内は安いからよく利用するのですが、海外はどうなんでしょ。

 

 あと、車代高すぎかもですが、エスクァイアほしいんですよね(^^;


エスクァイア Gi 7人 ZEUS新車コンプリート エアロ 車高調19AW(トヨタ)

 個人投資家として「自動車は負債」ってわかってるつもりですが、それはそれとしてほしいものは欲しいのです。実際に買うかどうかは別ですし、60歳超えてまでこんな大きい車は要りませんが。

 逆にリフォーム代は安すぎかもですし、医療介護費も0にしています。この項目については正直適当に入れた感はありますね。

 ちなみに本人に万が一のことがあった場合には支出するしないを選べるようにもなっています。私は家具・家電とリフォームのみ支出するを選びました。

 

「支出情報(教育費)」の入力

f:id:midorinekox:20190202154216p:plain

 第一子、第二子ともに、幼稚園と高校・大学は私立にしました。また大学は下宿を選択。高校はともかくうちから大学まで通うのはしんどいので実際にそうなりそうです(^^; いちおう高めに見積もるために大学は私立理系を選択。

 あ、共働きなので実際は幼稚園じゃなくて保育園になるのですが、そこは選べなかったので幼稚園になっています。あと書いていて気づいたのですが、習い事代も自動的に入るんですねこれ。すっかり忘れていましたがなんという安心設計!

 

 個人的には自分がやりたくてさせてもらえなかったピアノを習ってほしい。弾けたらカッコいいんだよなあ。まあでも、本人の意思優先です。

 

 

 

 

「支出情報(結婚)」の入力

f:id:midorinekox:20190202155154p:plain

  子ども2人とも、結婚時に200万円を援助することにします。結婚してくれるかなあ。相手見つけてくれるかな。私としては、とっとと独立してほしいのです(^^;

 

 

「保有資産情報(金融資産)」の入力

f:id:midorinekox:20190202155514p:plain

  現在の預貯金&積立NISAや個別株の額を入力します。なお、iDeCoについては別画面で入力になるのでここには入力しません。仮想通貨は他に入れようがなかったので、「外国株式」に入力しておきました。

 家の頭金で3年前に大量出費したおかげで資産が少ないのよね、30代共働きでこれって恥ずかしい(^^;

 入力欄は分かれていますが、ここに入力しても特に配当金までは考慮してくれないようです(そりゃそうだ。利回りもわからないのに(^^;)。

 

 

「保有資産情報(確定拠出年金)」の入力

f:id:midorinekox:20190202160006p:plain

 iDeCoについてはこの画面から入力です。ちゃんとポートフォリオごとに入力できるのが凄い! そこまで対応してるなんて・・・。

 ちなみにアーリーリタイア後は月額68,000円まで拠出できるようになりますが、掛ける期間が5年間しかないのはリスクが高いため現役時代の掛金を維持しようと思っています。

 

「既加入保険情報」の入力

f:id:midorinekox:20190202162123p:plain

 保険もかなり詳細な入力が可能になっています。が、面倒なのでもうざっくりにしましたw 私の入っている保険は10年間集中的に掛金を投入すれば後は0円になるタイプのものです。

自動車保険とか火災保険に入れたチェックがどう影響するのかわかりませんが、自動的に支出に上がって来るのでしょう。

 

 これで入力は終了です。右下の「次へ」をクリックすると気になる結果が・・・!

 

 

我が家は68歳で破綻します(合掌)

f:id:midorinekox:20190202162606p:plain

 左上の赤信号がまぶしい!

 さらに診断結果には厳しい文面が・・・。

お客様の資産形成計画を見直す必要がありそうです。リタイア時点の資産額は約7,559万円で、68歳で資産が枯渇し、90歳の資産額はマイナス6,097万円になるおそれがあります。リタイア時点であと約5,508万円の準備が必要と見込まれます。

 65歳までに収支が赤字となる期間があり、赤字の合計は8,306万円となることが見込まれます。

 なんと夫婦二人ともが55歳で退職した場合、私が68歳の時には資産が枯渇するという予測が! これはダメダメですね~。

 

 

55歳から年間225万円の配当金を得た場合の試算

 上のプランではアーリーリタイアから15年も保たずに我が家は破綻することがわかりました。そこで修正案を考えます。

 ↓この記事で書いたとおり、55歳時点で手持ちの金融資産から月々225万円の配当金を得ることが成功した場合です。

www.midorineko.work

 

 

f:id:midorinekox:20190202163830p:plain

 「その他の収入」欄に55歳以降の収入225万円(税引き後)を入力します。「副業」の欄に入れていますが、特に意味はないです。

 この結果どうなるか??

 

f:id:midorinekox:20190202165451p:plain

 青信号!

 お客様の資産準備状況と資産形成状況は順調と思われます。リタイア時点の資産額は約7,968万円、90歳の資産額は約4,693万円になると見込まれます。より豊かなリタイア後の生活を送るために資産形成計画の見直しをご検討ください。

 65歳までに収支が赤字となる期間があり、赤字の合計は5,853万円になることが見込まれます。

 

 やったね! リタイア後の収支赤字に関しては織り込み済みなので、何の問題もありません。配当金等で年間225万円の収入があれば、夫婦共働き子ども2人での55歳退職は夢じゃないことがわかります。本記事のタイトルは「投資せず貯蓄だけに頼った場合」の注釈付きになりました。安心した!

 

 とはいえ生活費を月20万円で低めに設定していたり、保険の内容を適当に入力していたり、介護に関する費用を0円で入れていたり、そもそも2人目が生まれるのか? 逆に3人目まで生まれる可能性も!? とかかなり怪しい部分は多いので、過信は禁物ですね(^^;

 生活環境が変わるたびにこういうシミュレーションは必要になってくるでしょうね。

 

 

 

共働き子ども2人でアーリーリタイアするには資産運用必須!

 以上のシミュレーションから、共働き子ども2人で55歳退職するためには資産運用なしでは不可能という結論が得られました。

 これは当たり前の話で、投資(※長期投資に限る)の方が貯蓄より有利なのは歴史が証明しています。この平成も終わるような現代において、いまだに投資をギャンブルだと思っている情報弱者ではこの先細りの日本で生きていくなんてできません。

(参考)

www.midorineko.work

 

 というわけで、私の場合はバブル崩壊により今後実需の期待できる仮想通貨(暗号資産)投資をZaifCoinExchangeで、そして日本よりも高配当株の多いアメリカ株をSBI証券でそれぞれ積立購入しています。

 

 そもそも資産運用をせざるを得なくなった理由は、20年後(もう十数年後でしょうか)に待ち構えている厚生年金の4割カットが原因ですからね💦

www.midorineko.work

 政府なんとかしろよ! と言いたいところですが、人口の減少する日本に今後公的年金の増額や株価の上昇が期待できるとは思えない以上、そりゃ一般人も海外株や仮想通貨への投資を考えるってもんです。貯蓄だけしてても破綻するのが明らかなんですから。

 私がやってるiDeCoも積立NISAも、政府からのメッセージですよ。

「老後の備えくらい、自分の責任でやりなさい」って。

 

本当、世知辛い世の中です。

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング

我が家は債券を買いません!

 

我が家の投資方針

私の投資軸は3つ。

①②の種銭を作るための仮想通貨

②メインとなる米国株式投資(個別株・ETF)

③年金の上乗せと子どもの学費のためのiDeCo&積立NISA

 

 今日はこの中の③、iDeCo&積立NISAにおいて私が債券を購入しない理由について書きたいと思います。

 まず私のiDeCoの状況ですが、毎月12,000円を投資しており現在のポートフォリオは以下のようになっています。

f:id:midorinekox:20190113000052p:plain

 小さくて見にくいですが、

・国内株式:21%

・国内債券:11%

・海外株式:44%

・海外債券:8%

・内外株式:19%

 という分散です。

 

 しかし、これは従来投資していた商品がポートフォリオ内に残っているだけであって、現在は海外株式100%で運用しています。証拠はこちら↓

No. 商品タイプ
運用商品名
現在の配分割合 指定後の配分割合
割合
(%)
金額
(円)
端数 割合
(%)
金額
(円)
端数
33 海外株式 100 12,000 *  

 このように「DCニッセイ外国株式インデックス」という商品に掛金の100%を割り振っているのがわかると思います。

 

 この商品は現在 SBI証券 のiDeCoで扱われている中でも屈指のパフォーマンスと信託報酬の低さを叩き出している超優良商品で気になる実質コストにも優れています。また他の記事で書く予定ですが、iDeCoや積立NISAは選ぶ商品によって20年後のパフォーマンスは天と地ほど変わってくるため銘柄選びには注意が必要です。

 なお、掲載はしませんが積立NISA口座の方も海外株100%になっています。

 

 

なぜ債券を買わないのか?

 さて、本題の債券についてです。私は現在100%を株式に投入し、債券は1円も買わないことにしています。断っておきますが、別に債券そのものについて否定的な考えを持っているわけではありません。実際この下げ相場で他のアセットクラスが大損を出しまくる中、国内債券だけが光り輝いているのがわかると思います。

商品タイプ 運用商品名 資産残高 損益
国内株式   DCニッセイ日経225インデックスファンドA 33,079 -3,004
国内債券   三菱UFJ国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) 17,343 153
海外株式   EXE-i 新興国株式ファンド 8,111 -1,075
海外株式   DCニッセイ外国株式インデックス 60,736 -4,828
海外債券   三井住友・DC外国債券インデックスファンド 11,233 -355
内外株式   ひふみ年金 28,773 -6,334
合計 159,275  

↑株式が全滅する中、国内債券のみプラスに!!

 

 このように、債券は基本的に株式とは逆の動きをします。株式が下がっている際には債券は上がるため「不況に強いアセットクラス」として資産分散に重宝するのは確かなのです。 ただしそれは特定口座での投資の場合であり、iDeCoとNISAの場合は話が変わってきます

 

 

iDeCoとNISAは、リターン重視のポートフォリオを組むべき

 なぜならば、これらの制度は利益に対して一切課税されないためです。

「損失が出た場合は通常の投資と同じ扱いだけど、利益が出た場合は税金かけないよ」と言っているわけです(※NISAの損益通算の話はこの際無視します(^^;)。

 

 であれば、多少リスクが上がったとしても得られる利益を最大化するようにアセットアロケーションを組んだ方が合理的だとは思いませんか? その点、株式よりもボラティリティが低く損失も出にくい代わりに利益も出づらい商品である債券を、あえてiDeCoや積立NISA口座で買うメリットがあるとは私には思えなくなったのです。

 ãæ ªãåµå¸ãæ¯è¼ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

↑債券でもインフレには対応できるが、期待リターンは株式の方が大きい。

 

 

資産全体を見てポートフォリオを組むべき

 それと、第二の理由。

 ポートフォリオというものは、iDeCoやNISAの中だけで組むものではありません。現金や保険も合わせた家計の資産全体の中で組むものです。

 例えば共働きである我が家では、こういうルールで投資を行っています。

「前年の1月1日~12月31日までに夫婦で貯蓄できた額の半分を、当年の投資に回す。ただし積立NISAの40万円については貯蓄の中から拠出する」

 

 後段については私が妻にむりやりねじ込んだ懇願して付け足してもらったのですが、このルールだと毎年稼いだ額の40~50%が必ずキャッシュポジションになるのです。しかし本来、30代の理想的な資産配分は「リスク資産:安全資産=70:30」と言われています。

 ※諸説あります。「100-年齢=リスク資産」とも言われています。

 

 そのため、2人とも30代である我が家のアセットアロケーションは本来もっとリスク資産に傾いていても何ら問題はないはずなのです。しかしながら現実はそうではなく、安全資産である現金が40%以上を占めてしまっています。さらに給与から天引きの生命保険等を安全資産に合わせれば、その割合は60%を超えます。

 これは私に言わせれば決して適正な状態ではないのですが、そこは貯蓄派の妻とも意見を擦り合わせる必要があるわけで、現時点ではどうしようもないのです。我を通して家庭内不和を作ってしまっては本末転倒ですからね。

 これだけ安全資産を持っているにもかかわらず、リスク低めの債券にあえて投資する意味を見出せません。

 

 

収入の安定が予想できるならば、リスクを上げる選択肢もアリ

 さらに第三の理由。

 我が家は2人とも同業者ですが、専門的な資格が必要な職業であるためそう簡単に職を失うことはありません。仮に全国のどこに引っ越してもすぐに就職できるくらいには安定した職業です。毎月の給与収入が約束されていると言って過言ではありません。

 仮に病気になったとしても健康保険があるので1年間は病気休暇→病気休職で相当額の給料は保証されますし、妻の意向もあって我が家は2人とも生命保険・介護保険をきっちりかけています。これらのことから、将来に向かって我が家の収入が大きく下がることは想定しづらいと言えます。

 

 そういうわけで、iDeCoとNISAの場合はリターンを最大にするためにも債券よりも株式に投資するべきですし、我が家の場合ではさらにもともと安全資産が多い上に毎月給与が保証されているため、iDeCoとNISAでなかろうが全力でリスクを取りに行っても良いだろうと結論付けたわけです。

 これが我が家が債券に対して投資していない理由です。

  

 百歩譲って、株式が下がる時に必ず債券が上がるのであれば投資先として考えても良いのですが、残念ながらこの世には株式も債券もどっちも下がるパターン(=金利が上がった場合)というのが存在します。完全な逆相関なら面白かったんですけどね・・・。

 

 まあそんな感じで私のiDeCoと積立NISAはいまや海外株式100%です。それが最強かと言えば未来のことなんてわからないのでなんとも言えませんが、もし損失が出たとしても安全資産が十分にあるため致命傷を受けることはないでしょう。

 投資派の私と貯蓄派の妻ですが、なんだかんだ言って上手いこと家計のバランスが取れているような気がします。気がするだけかな?(笑) 毎月数万円も掛金を支払っている貯蓄型生命保険も無駄だとは思いながらも、これがあるから投資の方はリスクを取れるんだと考えなおすようにしました。

 ※本当に無駄な保険は見直しましょう(^^;

 

 答え合わせは20年後です!

 



ブログ村に参加しています。ぜひクリックお願いします!
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

なぜ日本では投資がいまだに進まないのか?

 

米国・英国・日本の比較

まずは下の2つのグラフをご覧ください。

各国の家計金融資産構成比



【各国の株式・投信等投資比率】


 アメリカやイギリスと比較し、日本は投資よりも貯蓄に走る傾向が強いことが見て取れるでしょう。実際、株式・投信の保有比率は、間接的な保有も含めても英国の半分程度に留まっています。
 なぜこんな結果になるのか? そこには日本人特有の国民性が影響していると考えられています。

 

 

日本人特有の国民性

【考えられる理由】

 1)日本人は「勤労こそが正義」と思い込んでいる節がある。そのため投資(=「楽して稼ぐ」モノ?)を軽んじてきた。
 2)バブルの影響が尾を引いている。過去の不動産バブルやITバブル、ドットコムバブル、仮想通貨バブルを正しく認識できず、「投資で儲けようとしても結局は失敗する」という固定観念が根強くある。
 3)金融資産の8割を50歳代以上のシニア世代が保有している。この世代では、退職金の受け取りなどによって金融資産が一気に増えることが多いが、老後のことを考えると投資よりも貯蓄に重きを置きたくなる。一方若い世代では投資に対する興味はあるものの、所得の多くを住宅ローンの返済や教育資金に充てるため投資に回せるお金が少なくなってしまう。

 

1)日本人は「勤労こそが正義」と思い込んでいる節がある。

 アメリカでは幼いころから家庭や学校で積極的に投資教育がなされています。その結果、大人になった時点で誰もが高い金融リテラシーを持っているのです。日本はというと政治経済についての授業はいちおうありますが、投資そのものを扱った授業なんて私は受けた覚えがないです。唯一、大学生の頃に経済学の授業で準教授がそういう講義をしてくれていましたが、どちらかというと銀行が儲かっている仕組みを解説するような内容で投資の話は少なかったですね。

 そういえばその准教授がされていた「銀行にお金を預けると利子がつく分こっちが得するのに、なぜ銀行は『ありがとうございましたー!』って言ってくれるんだろう?」って話はものすごく印象に残っています。平たく言えば、「こんな糞みたいな利子でお金を貸してくれてありがとーwww キミが預けてくれたお金は、もっと高い金利でうちから大企業様に貸し出すからねーwww うちは金利差でぼろ儲けだわwww」って結論でした。

 泡沫消費者なんてただの肥やしなんだって気づかされた素晴らしい講義でしたよ。あれって要は個人だって銀行にお金を預けるんじゃなくてもっと利回りの良い金融商品を購入すべきって話なんですよね。なんで当時そこに思い至らなかったんだ・・・(´;ω;`)

 話がそれましたね、すみません。

 

 

 

2)バブルの影響が尾を引いている。

 日本人はバブルを毛嫌いしていますが、ちゃんとバブルが弾けた後のチャートまで追ってみれば、バブルが起きようが弾けようが長期投資という行為がどのような結果を生む可能性が高いのかを正しく認識できるはずなのです。

midorinekox.hatenablog.com

 この点、投資で儲けた人よりも全てを失った人ばかり取り上げるマスコミの影響もあると思いますが、とにかく日本人は「投資=失敗」の意識が根付いてしまっています。

 テレビも、もっと堅実な長期投資をやっている人の取材をすれば良いのに。でもそんな地味な番組は視聴率低そうですもんね(^^; あっちだって商売ですから。

 

 

3)金融資産の8割を50歳代以上のシニア世代が保有している。

 政府が本気でiDeCoやNISAを普及させようと頑張っている甲斐あって、若者達もようやく少額投資を始めつつあるようです。あとはこれが根付いてくれれば良いですね。こういうのは自分で気づくか周りから聞くしかないのですが、「周りから聞く」パターンが一定以上増えてくれば爆発的に投資する人が増えそうです。

 

投資をしてこなかった代償は大きい

参考までに、、、

 

【各国の家計金融資産の推移】

 

 日本と米・英との資産の増え方は、そのまま投資に対する意識の差と言えるでしょう。一位の米国がこの20年で金融資産を3.11倍に増やしているのに対し、日本はわずか1.47倍。日本人は相対的に貧乏になっているのです。

 そして今のままだとこの格差は開く一方になるでしょう。これから日本という国が大きく飛躍するのかそれとも衰退していくのかはわかりませんが、どのような未来が待っていたとしても、きっちりと投資の勉強をして国に頼らずとも生活できる資産を持つことが大切なのではないでしょうか。投資初心者がまずやるべきは短期売買ではなく投資信託等の長期投資です。くれぐれもFXとかの短期投資で一発逆転を狙うなんてことはしてはいけません。そういうのは数年に一度ある勝率99%のタイミングでだけ勝負するべきなのです。

 とにもかくにも、まずはダントツで手数料関係の安い2トップである SBI証券 か楽天証券でiDeCo口座と(積立)NISA口座を開き、無理のない範囲で最低20年間積立ていくこと。またiDeCoに関しては節税効果で素晴らしく高いので定年退職間際の人でも始めるべきでしょう。この記事では説明は省きますが、優先順位はiDeCo⇒NISAです。お間違えなく。

 ↓私はiDeCoも積立NISAも、SBI証券の方を利用しています。感覚的に使えて初心者にとっても非常にわかりやすいです。屈指の情報量も魅力。

 

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング

年金4割カットにどう対応しますか?

 

年金が4割カットされるかもしれない20年後

 現在、夫:新卒~定年まで会社員、妻:専業主婦の家庭が受給できる公的年金額は平均で約22万円と言われています。これが夫・妻両方が正社員で働いている家庭だと32万円くらいになります。

 そして年金支給を今のまま65歳のままにすると、20年後の受給額は4割カットになるという試算がなされているのはご存知でしょうか? 月々の支給額は前者だとたった13万円、後者でも19.2万円になってしまうのです。


 我が家は2人とも正社員ですから後者に該当しますが、年間収入200万円代で暮らせる老後ってどんな生活になるのでしょうか? 現状でさえ我が家の年間支出は300万円をゆうに超えているのに、老後時間が有り余っている上に子どもへも援助したいとなると、公的年金だけでまともな生活を送れないことくらい想像できるというものです。超熟国産小麦とシャウエッセンが食べられないじゃないか! せめて年収400万円あれば現役並みの暮らしを維持しつつたまに旅行に行くなどできるのですが・・・。


 当然わたしはiDeCoを満額かけて少しでも老後の足しにしています(本当は妻にもかけてほしいんだけどなぁ・・・)。しかしそれでも60歳~80歳の20年間の年収を30万円程度上乗せできるかどうかというレベルなのです。400万円には100万円以上足りません。

 ※2019年にもなって正当な理由なくiDeCoを始めていない人は本気でマズイです。NISAとか投資信託の意味がわからないにしても、iDeCoの節税力はとんでもないのですから。ただし始めるなら楽天証券または SBI証券 を選ぶべきです。銀行とかで始めてしまうと、信託報酬等で冗談じゃなく大損するので。

 

 

 

老後破綻をしないために

 ・・・と、そういう苦しい将来が想像できるからこそ私は30代である今から仮想通貨投資で種銭を増やし、高配当株式投資で老後のCFを増大させようと日々頭を悩ませているのです。

 正確に言うと、金融資産から年間150200万円のCFを得ることができれば現役並みの年収を維持できるという計算から逆算したところ、どうしてもリスクの高い仮想通貨投資をしなければ目標を実現しようがないという結果が得られたわけです。まあでも仮想通貨にはそれなりに勝算があって参入しています。

 

 もし厚生年金のカットが全くないのであれば、みんなこぞって投資なんてする必要はないですよ。だけど、そんな時代は終わっていることを認識できていない人が多すぎます。

midorinekox.hatenablog.com


 投資しないで貯蓄ばかりしている人は、もちろん年金カットも計算に入れて「それでもうちは貯蓄だけで十分だ」と考えているのでしょうか? それなら別に良いのですが、退職間際になってから「えっ、私の年金低すぎ・・・!?」状態になってしまったら目も当てられません。
ãç§ã®å¹´åä½ãã ããªã¼ç´ æãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
 何のために政府がiDeCoやNISAで国民に投資を進めているのか。「将来は公的年金をカットするから、そのつもりで自分の年金は自分で準備してね♪」というメッセージに他なりません。皮肉なことに、金融リテラシーの高い資産家だけがその意図に気づき、本来そういう制度を利用すべき庶民たちはやれ貯金だ貯金だと、見当違いの努力を続けているのです。そのくせ「景気回復の実感が全然ないじゃないか! アベノミクスなんてまやかしだ!」などと憤って、結局は労働者のままでいることしか選択できないのです。

 資本主義社会では、最低限の情報取得ツールと教養さえあれば誰でも等しく裕福になれるチャンスが与えられているのに。

 

 

 

貯蓄に対する投資の優位性は明らか

  積立貯金と積立投資とをそれぞれ45年間続けたシミュレーションを見れば、どれだけ長期投資が重要かを誰でも理解できると思います。下の図は、月1万円を45年間積立投資した場合のリターンです。


 このように利回り3%の投資をした場合、45年後のリターンはなんと貯蓄の2倍にも膨れ上がっているのです!(貯蓄だと、12万円×45年間=540万円)
 投資初心者の方には利回り3%がピンとこないかもしれませんが、インデックス投資のリターンとしては全くもって現実的な数字です。私も3%程度の利回りを期待してiDeCoと積立NISAをやっています。
 元本割れの恐怖がないかと言えば、ないです。20年間積み立てを継続して期待値がマイナスになる可能性は極めて低いのですから。

 

↓このモデルはバランス型なので海外株式100%である私のポートフォリオとは異なりますが、ここまでリスクを抑えれば10年保有でも理論上マイナスになる可能性は0%です。

ã20å¹´éç©ç«æè³ãæå¾ãªã¿ã¼ã³ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

 将来は年金4割カット。それでもあなたは貯蓄を選びますか? 一度自分の老後生活ををシミュレーションしてみることをお勧めします。夫婦共働き正社員の我が家でもこのままだと将来の年金は300万円にも満たないのです。1馬力専業主婦世帯の老後はいったいどうなるのか。「下流人生」「老後破綻」、他人ごとではなくなってきています。


下流人生&老後破綻 今すぐできる防ぎ方【電子書籍】[ ダイヤモンドZAi編集部 ]

 

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング

弱気相場の考え方(積立投資)

 

iDeCoはご覧の有様ですが・・・

 昨年末から世界同時株安の兆候が表れています。日経平均も一時2万円を割りましたし、ダウ平均も下がっていますね。私のiDeCoも↓のような有様ですw



 まだ18万円しかかけていないのに、なんとマイナス23,458円! 実に13%ものマイナスリターンですw 笑うしかない。実際は手数料込みの金額なのでここまで酷くはないですし、iDeCoは年末調整で数万円も所得税・住民税が還付されるため差し引きすればまだプラスではありますけど、精神衛生上は良くないです(^^;


 そしてこれは私に限ったことではなく、2018年に株式を積立投資していたほとんどの人が直面している状況かと思います。インデックスが死んでいるこの相場で現物をロングしてプラスになっている人は一握りの天才だけでしょう。

 

 

 

積立投資に悲観の概念はない

 しかしiDeCoや積立NISAのような積立投資の場合、弱気相場で悲観する必要は皆無です。それどころか安く株が買えてラッキー♪と喜ぶべき場面とも言うことができます。過去の株価チャートを見ればそれは明らかで、日本株であろうが米国株であろうが全世界株であろうが右肩上がりになっています。世界経済は発展していくというのが資本主義の前提なのですから、一時的な暴落が起きたとしても数年もすれば結局株価は回復するので、安い価格で買える今の状況が続けば続くほど将来の含み益は増えるのです。

 ですので、長期投資家にとって現在のような弱気相場で悪手になるのは「狼狽売り」だけであり、「黙って積み立てる」もしくは「さらにポイントで買い増しする」の2つは大抵良い選択になるでしょう。ただし後者の場合はタイミングが難しく、ここだと思ったところよりもさらに下がる二番底バターンもあり得ます。買い増す場合は手持ちのキャッシュポジションを使い切らないように注意しなければなりません。どちらかと言えば淡々と積み立てる方が時間も有意義に使えるのでお勧めですよ。


積立投資のすべて 誰にでも始めやすい富裕の王道を徹底研究 (現代の錬金術師シリーズ) [ 星野泰平 ]

 

 ↓クリックしていただけると非常に励みになります!

人気ブログランキング