年度初めは投資じゃなく本業こそ重要
こんばんは。
総務課に赴任してからというもの、この時期は鬼のような業務量に忙殺されています。毎年業務を分散したり効率化したり自分なりにブラッシュアップしているつもりでも、なかなか早く退社できないですねえ(^^; 今日も会社を出たのは20時過ぎでした。
さて、サラリーマン投資家にとって年度初めの本業は死ぬほど大事です。その理由は「年度初めというのは社内での自分の立ち位置を決定する時期だから」。
我が課では今年度は直属の課長が異動となったのですが、その新課長というのがなかなか評判の悪いやつだったんですよね。転勤前から、やれ「前の課では延々と部下を怒鳴りつけた」だとか「自分の仕事を周りに押し付けてばかりだ」とか、とにかくろくな噂を聞かないので、我が課は3月の人事異動発表からずっとお通夜ムードでした。
サラリーマン投資家にとって最重要なのは「仕事を辞めない」こと
とはいえ、我々はサラリーマン。天の声にあらがうことなんてできないのです。最高のメンバーでだけ仕事ができれば嬉しいですが、働いていれば嫌な人と一緒になることなんて日常茶飯事です。文句を言っても始まらない。
そして毎月の給与からの入金投資法を主軸としているサラリーマン投資家にとって、会社からの給与は生命線です。いくら株式投資をして脱社畜という理想論を唱えたとしても、まとまった資産が形成できるまでの間は会社から給料をむさぼるしか我々に生きる道はないのですから。
よって我々が本業の場ですべき努力とは「いかにストレスを溜めない職場環境を構築するか」になります。アーリーリタイアまで働き続けるために。
最初の1週間こそ全て
だからこそ人事異動によって環境がガラリと変わる年度初めというのは(とりわけ新しい上司がやってきた場合は)、本業に全力投球する必要があるのです。
いかに本業が嫌いだったとしても、です。この時期に失敗して「使えない」という評価を受けてしまえば最後、毎日長時間のストレスに晒されながら本業をこなさなければならなくなるのですから。「自分にとっては投資がメインで会社はサブだから何の問題もない!」と割り切れる人なら良いですが、私には無理です(^^;
プレジデントオンラインに↓のような記事がありましたが、概ね賛成ですね。
人間の印象というのは割と簡単にコントロールが可能です。そして印象が固まるのは最初の一瞬~長くても1週間くらいだと言われています。
要は、「4月1日からの1週間だけ本業を頑張る」という投資に対して期待できるリターンは滅茶苦茶大きいということです。 心理学でもなんでもあの手この手を使って初対面の人間からの第一印象をできる限り上げておくべきなんですよ。
私の友人に中学校の教師がいるのですが、教育現場においても学級開きからの3日間は「黄金の3日間」と呼ばれているそうです。ここが教師が子どもの心をつかむのに最重要な期間であり、そのスタートダッシュに成功するかしないかでその後の学級運営のスムーズさが大幅に変わって来るとのこと。会社と同じですね。
具体的な手法
具体的に印象をコントロールする方法ですが、私が気を付けていることは3つだけです。
①身だしなみに気を遣う(スーツ・シャツのサイズ、革靴・ネクタイのセンス等も含め)
②笑顔を絶やさない
③ディフェンシブに仕事を行う
①と②はまあ普通だと思いますが、自分が特に意識して行っているのは③。私はどちらかというと本業において自分の意見を発信するタイプです。しかし最初の1週間だけは努めてアウトプットを少なくすることにしています。
目立つと「こいつタダものじゃない!」と一目置かれるメリットもある反面、どこかで下手を打った時に評価が一転する恐れがあるためです。出る杭を打ちたがるタイプの人間もいますし、大人しくしている方が安全です。
相手はこの課に異動してきたばかり。いくら上司とはいえ課内のことに関しては自分の方が多くの知識を持っています。当然相手はたくさんの質問を浴びせてくることが予想されるわけで、こちら側がしなければならないことはそれらの質問に対して正確な回答をできる限りたくさん返すことに尽きます。
こちらからあえて何かを発信するまでもなく、相手の攻撃を全て防ぎきることによって「こいつは使える奴だ」と思わせてしまえば良し。この一年間はストレスなく本業を行える土壌づくりに成功したと言えるでしょう。
相手を観察することも大事
それと今回の上司のように悪い噂を聞く相手の場合、噂の真偽を確認するとともにその人となりを自らの目で観察すべきです。
例えば「前の課では延々と部下を怒鳴りつけた」件については、部下が当該上司の決裁なしに勝手な仕事をしたことが直接的な原因だと判明したため一概にこの人ばかりを責められませんし、「自分の仕事を周りに押し付けてばかりだ」という評価についてはまさにその通りだったので庇えませんw
これらの事柄、そしてこの4日間で耳にタコができる程聞いた「異動してきたばかりなので今は自分の意見を差し控える」というセリフ、それに決済用の印鑑のみ三文判ではなく特殊な字体・サイズのものを使用しているという事実などを総合して考えてみれば、彼の性質はおそらく、
「極端に石橋を叩いて渡るタイプであり、自分が納得しないとOKを出さない」
タイプだと推測されます。
現状ではいざという時に自ら責任を取るタイプかどうかは不明です。固いけれども自分が印鑑を押した仕事であれば男らしく責任を取るかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。
わかっていることは、簡単な内容でもホウレンソウを怠れば間違いなくこちらのせいにされるということくらいです。怖いから昨年度よりも報告の頻度を上げようっと。
まとめ
サラリーマン投資家にとって本業は確実なキャッシュフローが約束された大切な資産です。そしてその資産をストレスなく保有するためには、年度初めの1週間こそが大切です。自分の印象をコントロールすること、相手を観察することによって働きやすい職場環境を作り上げ、大事な資産を守りましょう。
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